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達人たちの言葉


千野栄一著『外国語上達法』からいつくか抜粋しておきます。

「私は語学が苦手である」・・・・冒頭部分です。執筆当時、千野先生は東京外国語大学教授でした。

「『いや、もうだめですね。覚えるそばから忘れていきますよ。・・』」・・・千野先生の恩師の方の言葉。この先生は70歳を過ぎてからも、毎年一つは新しい外国語をものにしておられる、とか。

「上達に必要なのは『お金と時間』」・・・ドイツ人の大学院生をうならせ、ポーランド人の先生が感嘆するほどのポーランド語を操ったS先生の言葉。

どうでしょう?

「〇〇日間でペラペラになる」というコピーが目に入らなくなります。

勉強は孤独に


和気あいあいと楽しくやる勉強などあり得ません。

孤独とは自分と向き合うことです。
勉強の苦しみと向き合う時に、自分の弱さ、情けなさが浮き彫りになってきます。
それまでは適当に誤魔化したり、棚上げしたりして来たことが自分の目の前にさらけ出されます。だから、苦しい。自己嫌悪に陥ります。

これほどまでに自分は弱かったのか、と。見たくないほど情けない自分。でも、それが現実。動かしがたい現実。今まで自分はいったい何をやってきたのだ。そんな自分と向き合い、そしてその立ち位置からやり直すしかないのです。自分の弱さに、目をそらすことなく向き合った人だけが強くなれます。これほどまでに自分は弱かったのかということが、腹の底から分かったときに、新たなスタートが切れます。

母親がガミガミ言うと、子供は孤独に向き合えなくなります。多くのお母さん方はお子さんが孤独に向き合うチャンスを奪っています。だから、いつになっても強くなれない。

本当はこれほど弱くはない、これはたまたまの結果だ、などともう一度誤魔化してしまう「余裕」のある人は「次回に持ち越し」ですね。立ち直るチャンスはそれほど多くはないのに。

苦手克服法

私がお勧めする苦手克服法。

まず、比較的薄く、基礎中心の問題集を用意します。
そして、その問題集を前にして正座し、「よろしくお願いします。今日からちゃんとやります」と問題集に挨拶し、1問1問解いて行きます。解くための場所と時間をしっかりとって、逃げずに立ち向かう姿勢を自分自身にとらせます。

つまり、「ちょっと今日はそんな気分になれないな。明日からやろうか」という逃げの気持ちにさせないようにするのです。儀式をしっかりやって自分の姿勢を正すのです。そうすることで新鮮な気持ちで立ち向かえます。

前回の復習をしながら、少しずつ前に進めるのは当然のこと。少し緩めの予定をたてて、何か所か通過予定日を決めておきます。つまり、何ページの問題は何月何日に解く予定だ、ということを決めておく。これも、あまり欲張らずに緩めに決めます。

通過点を予定通りに通過することで、よしよしこの調子、と自分を褒めることができますね。

ここで大切なことは、緩めの予定とはいえ「絶対に」クリアーするということ。風邪をひこうが、お婆ちゃんが入院しようが、親に雪かきを命じられようが、それらは勉強しない理由にはなりません。だって、そのために緩めの予定を立てたのですから。

自分の設定した予定通りに問題集を進めることで、自信がついてきます。「ああ、自分は予定をクリアーできる人なんだ」と。その小さな自信は次の予定をクリアーする勇気となります。そして、少しですが勉強が楽しくなってきます。やればできる人なんだ、と思えるようになってきます。次の予定を立てる楽しみも出てくるというものですね。

以上の方法は、様々な制約下でも実行できるかと思います。計画をたてて、自分を緩めに縛ることで「何となく気が向かないから後回し」という気持ちにさせない。逃げの気持ちにさせない効果があります。

是非お試しを。

一冊にすがる


名著と評判の参考書を求めて、地元の書店へと出かけた。
入試傾向を踏まえ、テクニックを網羅し、且つコンパクトにまとめてある受験生にとってバイブルのような参考書。
毎年のように改訂が繰り返され、常に内容が更新されているというクオリティの高い参考書。

しかし、名著は売り切れていた。
既に秋になっていたのだ。

当時、注文しても最低でも2週間は待たねばならず、それだけ待っても確実に入手できるとは限らなかった。

元より参考書情報に詳しくなかった彼は入手を簡単に諦めた。
代わりに、大量に売れ残っているどこにでもある参考書を購入して帰った。

誰でも知っている大手出版社発行の「標準的過ぎる」参考書。

参考書などに迷っている時間はなかったのだ。

その日から、彼は、

「標準的過ぎる」参考書を盲目的に1問1問と解いていった。
受験情報に詳しくないので、信じるしかなかったのだ。
目の前にある参考書にすがりつくしか。

1周、2周、3周・・・。

他の参考書には目もくれず。
そのかわり、その参考書については暗唱できるくらいに「すがった」。

結果。

入試ではなんと95%の得点率となった。
勿論合格。

理想的な入試対策を実践したのだから当然の結果とも言えるが。



あの時、お目当ての名著が入手できていたらどうなっていたろう。

復習回数

今日も実力テストの結果報告がありました。

学年3位。

やはり、努力の人は結果を出しますね。

今日までに提出された結果を見ると、得点についても学年順位についても、いずれも過去最高です。
夏期講習の長時間演習に耐えた成果が、数字となって表れています。



さて、

今日もいつもの話。

復習も、3回以上となると、ライバルは激減します。
いつの間にか周りに人がいなくなる感じ。
マラソンでいえば、40kmあたりでいつの間にか周りの選手が脱落していて、独走態勢になっているような。

3回以上となると、復習もラクでラクで仕方ありません。
それなのに誰もやりませんね。

だからやった人の独り勝ちなんです。

世の人の大半は流行には飛びつきますが、本物はスルーします。
復習は学習の王道です。
ちょっと面倒くさいことを、ちゃんとやる。
それだけの事。

ある教科が苦手だといって入塾した塾生。
入塾2か月後の実力テストで、その教科で学年2位になりました。齊藤塾では時々あることです。
「やった人の独り勝ち」の実例です。私は毎年このような実例を目の当たりにしているから確信をもって言えるのです。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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