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悔しさから


学生運動が激しかった頃、東大で入試が中止された年がありました。東大を目指していた優秀な高校生はしかたなく京大、東北大はじめ他の大学に進むか、浪人して東大を目指すしかありませんでした。
どうも、この年に東大を受験できなかった人達に有名人が多いような気がしてならないのです。宗教学で有名なNさん、今も大人気の社会学者Uさん、反原発で有名な原子力学者のKさんなどなど。

たまたまなのか、悔しい思いを学問にぶつけたからなのか、東大以外の大学での教育が東大に負けず劣らず素晴らしかったのか。ノーベル賞受賞者が東大以外の大学出身者でほとんど占められているのも面白いですよね。

チャンスを奪う

親たちは子ともの振る舞いに一つ一つチェックを入れ、口を出し、うるさがられている。
「だって、言わないではいられない」のだそうだ。
「言わなかったらもっとひどいことになるのです。私が注意しているからなんとかこの程度で済んでいるのです」と。

言われたらやるのだろうか。

やるかもしれない。でも、それは「言われたから」だ。
自分からではない。

いつの間にか、言われないと行動できない人を作っている危険性はないのだろうか。
言わないと行動しないから言う、それで行動することは、言われたから行動することになってしまう。
自主的行動ではない。
言われた瞬間に、自主的行動をするチャンスを奪ってしまっている。

牛は生きていた

栃木で濁流の飲まれた牧場の牛。
23頭中17頭は茨城に泳ぎ着き、生きていた。

まずは生きること。
それも自分の力で。


さて、学習方法について言えば。


正しい学習方法。

あることはある。
近道はある。
確実に。

ある意味、それを教えるのが塾の仕事。
そして、それを自分のものにするのが塾生の仕事。

でも、その前に君にして欲しいことがある。

それは、自分で考えること。
めちゃくちゃぎこちなくて良い。
下手で良い。

恥ずかしくて、他人に見せられないような方法でよい。
君ひとりだけの脳みそを使ってどこまで考えたか。
それを見せて欲しい。

「全然わかりませんでしたぁー。正しい方法を教えてくださいよ。塾なんだから」

ダメです!

「自分なりにここまで考えてみました。ここまでしか分かりません」

OKです!

自分で考えることで、思考が深まっていますから、指導が染み込みます。
ゼロから教わる人に比べて、理解の深みが全く異なります。
だから、まずは「自分で」。


「分かる」ということは自分で分かること。
自分が主体となって動くことでしか本当の理解には到達できない。
だから、自分で動くことは苦しい。
でも、分かった時の快感はこれまた何ものにもかえがたい。
楽して手にしたものは「にせもの」です。

本物を手にしたい人の背中を押すのが塾の仕事。

体内時計


人の脳は眠っている間に情報の整理をしている。
その「整理」が甘いとせっかく取り込んだ情報が脳内に乱雑に放り込まれたままの状態になるようです。
まあ、それでは「使えない」。

情報は絶えず「更新」すべき。
学習に関して言えば「再編」の繰り返しなんですね。

そのための睡眠。

まあ、考えようで、寝るだけで整理されるのですから、ラクと言えばラク。

まずは、就寝時刻と起床時刻を決め「何があっても」守る。
それがスタートです。

数日で体内時計が確立し、昼間の脳がフル回転し出します。

経験者は語る。
追い詰められ過ぎて私が採った手法でもあります。

ピーマンの話

ピーマンが嫌いな子がいたとする。
全く食べようとしない。嫌だ嫌だを繰り返すばかり。

これを容認してはダメ。
じゃあどうするか。

ひとかけらだけ食べさせる。

ほんのひとかけらでよい。
味なんか分からなくくらいのひとかけらでもよい。

それさえも食べないと言い張ったらどうするか。
一切食事を与えなければ良い。

泣いてもわめいても毅然とした態度をとる。
それが正しい大人だ。

ひとかけらも食べないというのは、単なるワガママでしかない。
好みの問題を超えているのだ。
ワガママを許してはいけない。
何故か。
それがワガママだからだ。

でも実際は、ひとかけらでも食べようとしない、という子はあまりいない。
体に良いとかなんとか言って、大人が食べて見せれば顔を歪めながらでも食べるものだ。

特定の野菜には、その野菜にしか含まれない栄養素がある。
だから、食べねばならない。
しかし、大量に食べる必要はないのだ。
特定のミネラルは少量で十分だったりする。

ゼロではダメだ。

ゼロかゼロではないか。
それは大問題なのだ。

英語に any  という単語がある。
これは、数学でいう原点0の付近、つまりゼロかゼロではないかのせめぎ合いのことを言うが、なかなか日本語では説明しにくい。だから、否定文と疑問文ではsomeはanyに変化する、などという変な説明で間に合わせる人が多い。この単語の本質からはかなりずれていると思うが。

嫌いなものでもゼロにはしない。


というわけで、今日はいつものピーマンの話にしました。

今日も塾生は戦いました。
来週も3連休の戦い。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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