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プロとアマ

私は、毎日ひとつずつ記事を書いています。毎日書くと決めたから、書いているのです。書きたいことが溜まっているから書いているわけではありません。内側から湧き出る書きたいという衝動に駆られて書いているわけでもありません。毎日書く、と決めたから書いているだけ。

午後10時に最後の塾生が退室してから、「さて、今日は何を書こうか」と、それから考えて書き始めているのです。

「そんな書き方で、よく続くなあ」

という感想をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
でも、それは書いたことのない方の感想だと思います。(失礼ながら。)

これで続くのです。それは、まず書き始めることで、思考が起動するからです。

書くことを「用意」しておいて、書いているのではありません。溜めておいた自慢の自説を整理して流し込んでいるわけでもありません。書き始めることで、思考が起動する。これがポイント。

だから、今日私が何を書くかについては私自身が知らないのです。従って、書くという行為は「自分自身と出会っている」ような新鮮でワクワクする行為でもあるのです。昨日までは知らなかった自分に出会える。

さて、作家という仕事のこと。

プロの作家は、書くことが仕事です。
さて、彼らは「内なる衝動」や「たぐいまれなる才能のほとばしり」で書いているのか。

どうも、そうではないようです。

漫画家も同じ。

じゃあ、何故書いているのか。
何故、あれほど大量の作品を残せたのか。
何故、あれほどクオリティの高い作品に仕上げられたのか。

その答えは「仕事だから」。
背中を押したのは「締め切りがあるから」。

何とも、夢を打ち砕かれるような答えですが、これは事実のようです。内なる衝動に駆られて書く、なんてことやっている人はまだまだアマチュアなんですね。プロは仕事として、締め切りに追い立てられて、それでいて(それだから、かな)ちゃんと期待以上のクオリティの作品に仕上げる。そして、お客さんをうならせる。

夢や衝動はアマチュア。
締め切りに追い立てられ、それでもクオリティの高い作品に仕上げるのがプロ。

作家は何故書くのか。
「食うため」です。「食うため」だから、期待以上のクオリティの仕事をする。

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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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