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入試問題研究Ⅲ(群馬県公立高校後期試験)

「いよいよ困ったら塾にでも行けばよい」と軽く考えている人も多いようです。

勉強で困っている人を助けるのは塾の仕事です。
しかし、受験が視野に入って来てから、その限られた時間の中では打てる手も限られてきます。ある意味、優先順位との闘いになってきます。勿論、私達はプロとして最短距離を求めて責任を持って仕事をします。とはいえ、「いよいよ困ったら」と考える人はもともと受験というものを甘く見ているので、当人達が考える以上に状況が深刻になるまで助けを求めるということをしません。

そもそも、受験という大事業を重く受け止めているのか、軽く考えているのかという捉え方の違いによってその取り組み方、気合いの入れようも変わって来るというものです。

「〇〇君なんて、塾にも行かずに〇〇高校に合格したんですって。凄いわねえ」などという言葉が聞かれることがあります。ということは、〇〇君のようなケースは珍しいということです。勿論、人生に一度しかない受験に臨んで、そのレアケースに挑戦しても良いでしょうが。

さて、

今日は今年の社会の入試問題を見てみましょう。

記述問題が多いことで有名な群馬県の社会ですが、与えられた資料をもとにしてその場で解答を「つくり上げる」という形の問題が多いですね。地形図の記述問題にしろ、竿灯祭りの問題にしろ、しっかりとヒントが与えられているので素直に考えて書けば正解に限りなく近い解答が作れるはずです。

「こんな問題やったことないよ」と言って考えもしない受験生を振り落とそうという意図があるのかもしれません。その意図はある意味正解ですね。数学の問題にしろ、国語の問題にしろ、出題者がヒントや誘導を与えてくれている。それなのに、「やった事ないから分からない」と逃げている人を排除(言葉がきついかな)しようとしているのかもしれません。まあそれくらい事態は深刻だと捉えられているのでしょうね。PISAの白紙答案ショックだと思いますよ。

オーストラリアとカナダの比較問題、フランス革命の原因となった社会の風刺画、工場制手工業の資料問題などなど。何れをとっても、与えられた資料をしっかりと読み込めば自ずとそこそこの答えは見えてくるはずです。何とかして書こうとする姿勢が求められている。

社会の場合、頭を抱えるような難問は出ないわけで、粘って解答を作り上げようとしたか否かが問われているのだと解釈すべきでしょうね。勿論、ワーク1冊を何度も反復するくらいの「受験生として当たり前のこと」はやらなければ勝負の土俵にも上れませんよ。それは当然のこと。「社会は苦手なんですよう」などと言っていつまでも逃げている人に言っています。齊藤塾の塾生達には記述問題の反復、知識確認ワークの反復をさせました。勿論、膨大な量の実戦問題も。確実に得点してくれたと信じます。

それはそうと、トップ高校受験生達は皆高得点になったはずです。他の教科でもあまり多きな差がついていないと思います。今年は上位が熾烈な戦いになっていますね。どこで差がついたのでしょうか。内申点での小さな差も無視できないかもしれません。普段のテスト、定期試験を確実にものにしている人が勝つのかもしれません。

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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

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