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個人差



ある生物学者が「豊かさとは何か」と問われて、「多様性のことだ」と即座に答えたという。

違うということは豊かだということ。

勉強のことだけに絞っても、生徒一人一人はあまりにも違う。
つまり、豊か。

学習方法、学習スピード、間違いの傾向など千差万別。
一斉授業という形態だって、教える側の都合という面も大きい。あまりにも違う生徒達に同じ言葉で語っても理解の仕方は一人一人違う。だからと言って、今のところ学校においては一斉授業しか思い当たらない。

その点、学習塾は様々な挑戦ができるので面白い。特に、個人塾はフットワーク軽くさまざまな工夫ができる。齊藤塾がもう少し大きな塾だったら、私がやっている指導法など会議で却下されたろう。理由は「無理だから」あたりかな。

一人一人が違うことを「どうしてこんなに違うのよ」と不満に感じるか、「こんなにも違うって面白い」とポジティブに感じるのかによって生徒達の見方が大きく違ってくる。面白いと思える気持ちを持ち続けたいものだ。

とんでもない発想をする人が科学の突破口を開いてくれることがある。
その人は普段は変人と呼ばれていたりする。

「誰が」社会を変えるのかは分からない。
未来のことは誰にも分からない。

だから、

一人一人には生きている価値がある。価値判断のモノサシは一人一人別のものが与えられる。
私は大したことができなくても、何世代か後の人が社会を変える仕事をするかもしれない。

いや、目立たない存在でも社会全体を優しく包むという役割を今現在担っている。
星野富弘さんの詩画集にあったように。
泣いたり笑ったりした日々を優しく包んでくれた「普通の日」のように。

15代続いた徳川将軍の中にも目立たない将軍がいる。でも、その目立たない人がいたから後に大きな仕事をした将軍が現れたわけだ。「つなぎ役」かもしれないが、つなぎがいなかったらそこで途絶えた。
野球でも、つなぎの投手が打たれたらそこで試合は終わってしまう。つなぎにはつなぎという「大きな責任」がある。

目立たなくても大きな役割を演じているのだ。

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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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