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「分かる」を分かりたい



『「学び」の構造』(佐伯胖著)を次のように読んだ。

「覚える」と「分かる」の違いについて。

「覚えたこと」は「忘れる」ことがある。忘れることができる、と言い換えても良い。何かを覚えても、自分で意図的に反復するか誰かに注意されたりしない限り忘れる。つまり、「もとの状態に戻る」。

それに対して、

一度「分かった」ことは「もとの状態に戻る」ことはない。あとで、さらに新しいことが分かるなどして「分からなくなる」ことはあるが、もとの問題に逆戻りすることはない。もとの状態に戻りたくても戻れないともいえる。

このブログでも再三書いてきた。反復することの重要性。

勿論、反復することで「覚える」ことは定着してゆく。

その当たり前過ぎることを踏まえて、もう一度「分かる」ということを深く考えてみようと思う。私達の仕事も、ややもすると大量の情報を覚えることに焦点を当ててしまいがちだ。基本的なことは覚えねば始まらない。

それはそうだ。だが、「分かる」ということをもう少し意識してみたい。

この著者の他の書物も読んでみるつもりだ。

今の私の問題意識とも合致するので。

「わかる」ことのワクワク感は、「覚えていた」ことのホット感よりも上級かもしれない。


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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

合格実績(2012年~2020年までの合計)前橋高校4名、前橋女子高校8名、高崎高校5名、高崎女子高校7名、群馬高専5名、渋川高校20名、渋川女子高校17名、高経附高校3名、前橋育英S4名(中学受験については初年度からの合計で中央中等8名、佐久長聖中8名それぞれ合格、大学受験については、群馬大、埼玉大、茨城大、信州大、新潟大、静岡大、早稲田大、慶応大、津田塾大、東京女子大、明治大、法政大、成城大、東洋大、獨協大等多数合格・詳細は下のホームページからどうぞ)

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