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多忙

一か月くらい勉強だけに真剣に向きあう期間、そんな期間があってもよいとは思いませんか?

これが質問として成立するくらい、生徒達は多忙だ。どうも、多忙な中でも勉強する時間を作ることができるかが試されているようだ。まあ、大人達の生活を見ればそれもうなずける。大人達だってゆっくり人生に悩んでなんかいられないほど多忙だ。多忙が極まって心の病にでもならないと「ゆっくり悩む」時間もとれないようだ。なんという皮肉。

生徒達には夏休みがあるだろう、とよく言われるが。夏休みほど多忙なものはない。

中3を例にとってみても、7月中は部活やその応援に明け暮れ、部活が終了したかと思うと、駅伝の練習が始まる。駅伝選手に選ばれそうもない生徒に補習を計画すると、なんと駅伝のマネージャーに抜擢されたりする。駅伝は夏休みの早朝だけだから、昼間は勉強に使えるかと思うと、ほぼ毎週のように高校見学が入る。高校見学の日はぼぼ一日それで潰れる。「潰れる」という表現は不適切かもしれないが、なんとか偏差値を上げようと対策を練っている私とすると、「指導日として期待できない日」となる。

お盆が過ぎて一週間もすると、早い学校では二学期になる。二学期初めには、炎天下の中で体育祭が行われる。そして、学期初めの実力テスト。学校の先生は「夏休みの成果が試される実力テストだ」などと言う。多忙に駆け抜けた夏休みを振り返っても、どの頑張りが成果に結びつくのかイメージできない生徒も多いだろう。中3生は最低でも、9月か10月の校内実力テストのどちらかで結果が出ていなければ、11月の三者面談では志望校を下げる話題が出てしまう。

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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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