プリントのデーターベースを利用している理由
標準問題と一部の応用問題です。
基本問題は誰でも解けます。
発展問題などは普通の定期テストでは出題されません。公立高校の入試問題でもあまり見かけません。
標準問題や一部の応用問題では、何故差がつくのでしょうか?
それは、解ける人と解けない人がいるからです。
当たり前ですよね。
解ける人と解けない人がいるような問題を正解することで、他人よりも頭一つ出ることができるのです。
誰でも解ける問題や、誰も解けない問題では差がつかないのです。
ということは、
標準問題や一部の応用問題を大量に解いて慣れておくことで、学年順位を確実に上げることができます。
ところが、ワークは紙面の関係で標準問題だけを大量に掲載することは難しいのです。
「誰にでも使ってもらえる」教材、そして、「売れる」教材にするためには基本や発展も外すわけには行かないのです。
その分、一番「差がつく」標準問題と一部の応用問題が削られてしまいます。
結果を出せない塾に存在価値はありません。
塾が結果を出すとは、偏差値を上げ、校内順位を上げ、志望校に合格させることを意味します。
一言でいえば、塾生を他の生徒よりも上に上げることです。
そのためには、標準問題と一部の応用問題の大量演習とその反復が有効です。
というか、それしかないでしょう。
私が長年、プリントのデーターベースを利用している理由はここにあります。
差がつく問題の大量演習。
私は「美味しい問題」の演習と呼んでいます。
「美味しい問題の大量演習」しか他人と差をつける方法はないのです。
美味しい問題を大量に。
美味しい問題も何度も反復すると飽きてきます。
そう、
飽きてきて、つまらなくなって、美味しい問題がまずくなるまで演習した人だけが勝利者になれるのです。