スタートはじっくり。

理解力がないのに問題を解くスピードが上がるはずはない。

最近の流行は「スピード」。

「スピード〇〇」とのタイトルの書籍は書店に溢れている。
実際、私もつい手に取ってしまう。

今の時代、仕事でも勉強でもスピードがなければ評価は下がる。

ただ、問題はそのスピードをどうやって上げるか、だ。

最初はゆっくり確実に仕上げる。
そして、慣れるにしたがって徐々にスピードが上がってゆく。

これが正しい。

まあ、あまりにも当たり前過ぎる話。

「ゆっくり確実に」を省略して最初からはやく仕上げる、ということは可能だろうか。
言うまでもなく、これは無理だ。
それなのに、どうも最近はスピードを上げることに焦点が当てられ過ぎているのだ。

物事には順序がある。
当たり前の順序が。

この当たり前のことが分かっていない人が増えてはいないだろうか。

根(こん)を詰めて何かを乗り越えた経験のない人ほど、物事を軽く考える。

「オレだって本気出したら凄い」
「今度はできそうな気がする」
「この勉強とは相性が良いようなんです」

などなど。

そんなこと言う前にまずスタートして欲しい。

如何に自分の考えが軽かったか。
如何に自分の見立てが甘かったか。

実際にスタートしてみれば、最初に気づくこと。
そして、愕然とするはずだ。

自己嫌悪と絶望。
スタートなんて、そんなもんだ。
「洗礼」とでも言おうか。



だから、

スタート時点では「じっくり」。

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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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