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雪道を歩くと思い出す

昨日の貧困ネタと今日の雪が結びついて、昔のことを思い出しました。

得意の(?)貧乏ネタなので不愉快な方はスルーしてください。

東京で働き出して2年くらい経った頃でしょうか。
勉強の習慣をつけようと自分なりのルールを決めました。

そのルールとは。

「午後7時までに帰宅できた日には、そのまま図書館で勉強する」

残業も多い職場だったので、午後7時前に帰宅できないことも頻繁でした。夕食などとっていると、あっという間に午後8時になって、就寝までが忙しくなります。遅くとも午後10時には寝ないと翌日の仕事に支障をきたしました。だから、そんな日は勉強できなくてもしょうがない、と割り切る。その代わり、午後7時前に帰宅できた時には、さっさと勉強道具を持ってとりあえず図書館に入る。そう決めました。幸い、原宿の竹下通り近くに住んでいたので、東郷神社横の図書館まで歩いて5分しかかかりませんでした。午後8時半頃まではいられたかと記憶しています。

自分なりのルールを決める。
そして、それを粛々と実行する。
ただそれだけ。
精神衛生上、これは良かったですね。

早く帰宅できたのにダラダラと無駄に時間を過ごして後悔する。
遅く帰ったのに、勉強時間が取れないといって自分を責める。
そんなことが減りました。

だからといって、何等かの見通しがたった訳ではありません。

ルールを守る自分の行為に納得できることで少し落ち着くことができました。
今日やれることはしっかりやった。今日できないことは無理してやらなかった。
だからこれで良い。そんな心持ち。

できないことをやろうとしては失敗し、落ち込む。
そして、自己嫌悪の塊になって暫く立ち直れない。
そんな泥沼に落ち込むことは何とか避けられたようです。

粛々と淡々と。

見通しが立たないのは相変わらずだったので、焦りを押しつぶしている感じでしたが。

ある日。東京に小雪が降りました。
それでも、午後7時前に帰宅できた私は、サンダル履きで図書館へと向かいました。
粛々と。
何故か、その日の光景だけは小雪が降ると時々思い出します。

雪道と寒さと、そして焦り。
その焦りを押し殺して淡々とルールを守る自分の姿。
雪を理由にルールを変えない自分。

東京では滅多に雪は降りません。



さて、今日も塾生達は期末テストに立ち向かうべく自分自身と戦いました。



私が大変お世話になった塾長さんが、昨日亡くなりました。
その塾での勉強会が無かったならば、今の齊藤塾はありません。
残念です。








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プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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