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軽く考えるな「リカレント教育」

今日もちょっと過激なタイトルにしてみました。

「リカレント教育」

国はこれを推し進めようとしています。
まあ、国の方の「都合」は様々あるでしょうが、今日は我々受け手側の話題を。

学校を卒業して社会人になってからでも、もう一度学び直す機会を持とう。
大学でも、大学院でも、あるいは留学でも。
学ぶことは一生続けてもよいのではないか。
現に、海外ではそれは普通のこと。
大学の教室には、様々な国籍の学生がいるだけではなくて、様々な年齢層の学生がごく自然に学んでいる。
これこそが学びの本質。
学びたくなったら、あるいは問題意識が明確になったら、その時点で大学に戻り学ぶ。
それは、若い時の学びとは比べ物にならないほど深い学びとなる。
だって、漠然とした目的で、なんとなく「流れ」で学生になった人達とは真剣味が違うから。
社会の荒波にもまれて、困難にぶち当たり、やむにやまれずキャンパスに戻ってきた「大人」。
本気度が違うのだ。
この本気度が若い学生達を刺激し、いや、お互いに刺激しあってより裾野の広い学びとなる。

などなど。

で、私の言いたいことは次のこと。

このような喧伝に振り回されるな、真に受けるな。

ということ。
一部の官僚や教師、大企業の研究職の人がその身分を保証されたまま大学に戻ることはそれほどリスクを伴わないのかもしれない。まあ、そういう人は一定数いますよ。今でもいるんだから。学んだあとに戻るところがある。いや、学ぶ前よりも上のポストが用意されていたりもする。国が「リカレント」などと言わなくても、彼らは学び直している。あるいは、ステップアップしている。

でも、国が旗を振っている「リカレント」とはもっと「普通の」人を対象にしてはいないか。
その「普通の」人に対しては声を大にして言いたい。

本気にするな。

いくつになっても、人には学ぶチャンスがある。
これは嘘だ。
学びの機会は今しかない。
こちらが真実だ。

「いくつになっても人は学べる。が、今はその時ではない」

そう言っている人に「その時」は訪れない。絶対に。
そう言っている人は一生学ばずに死んでゆく。

「学びたくなったら、その時に学べばよい」

これは悪魔の言葉だ。

学びを先送りし、自分を甘やかしていることに気づかせない悪魔のささやきだ。

学ぶチャンスは、今しかない。
今、この瞬間しかない。

年を重ねれば物覚えは悪くなる。
結婚、子育て、親の介護、地域社会での役割などなど。
学びよりも優先せざるを得ないことが、次々と向こうからやって来る。
学びは後回しとなる。学びを優先すれば、上記を大胆に捨てる覚悟が求められる。

リカレント教育などと言う甘い言葉に騙されるな。
学びを後回しにする言い訳に使える甘やかしの言葉。

学びは、今しかできない。
無駄な幻想を抱いて遠回りするな。


この私が言うのだから本当だ。





プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
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