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転機


人生の転機。
そんな時は不思議とそれが分かる。
「ああ、今が人生の転機なんだ」と。

私がそうだったように、きっと皆さんもそうなんだと思う。

自分が後戻りしないことを知っている。

私の場合なら、
新聞の求人広告を見て、予備校の就職面接に東京まで出かけたとき。
3年後にアパートで一人暮らしを始めたとき。
大学卒業後に、塾に就職すべく塾の駐車場に降り立ったとき。
などなど。まあ、その後もいろいろあったが。

どの場面でも逃げ出すことはできた。後戻りすることはできた。物理的には。
でも、それはないだとうと自分で分かっていた。

「ああ、自分は決して後戻りしない」

それが分かったていた。頭ではなくて、体で。

何故なんだろう。
自分の中の大きな「流れ」のようなものが動き出していた感じだ。
逃げ出さない自分を知っていた。

不思議な感覚だ。
世界の流れと自分の流れが一致した瞬間、というか。

そういえば、

入塾してくる生徒もほとんどがそんな風だ。
もう入塾を決めてきている感じ。
とりあえず見学だけ、という人は極端に少ない。
生徒と齊藤塾の「流れ」のようなものが合致した感じとでも言おうか。

腹がすわる。機が熟す。
何かがうねりとなる。流れ出す。



創作意欲

「どのような時に創作意欲が湧くか」という問いに、ある作家と詩人とが偶然同じ答えになり盛り上がっていた。

先日のラジオの番組でのこと。

その答えとは、「原稿の締め切り日直前」だと。

おいおい、何とも作家先生たちに対する憧れを打ち砕くに十分な答えではないか。

現実的過ぎる答え。作家先生たちの「日常」までが垣間見えてしまいかねない夢のない話。

でも、これこそが正直な答えであり、なおかつ創作というものの本質を見事に表現した言葉ではなかろうか。

締切間際ギリギリにになって、カレンダーやスケジュール帳と睨めっこしながら、あるいは編集者の顔を思い浮かべながら、間に合わなかった時の言い訳なども用意しつつ、「出てこない、出てこない」とイライラしながら「創作」に取り組む姿。
もしかしたら、これこそが創作行為の本質なのかもしれない。出てこないアイデアを無理やり絞り出す。いつになってもやる気が起きない状況でも、逃げるわけにゆかないのでとにかく机に向かう。

そんな作家先生たちののたうちまわる姿を想像したときに、憧れがさめるどころかますます彼等を好きになりはしないだろうか。彼等も普通の人間であり、仕事として創作というものを選んでいる。仕事である以上、やる気が起きないなどとは言ってられない。確かに凡人よりも優れた創作能力を持ち合わせてはいるだろう。しかし、何もないところからものを作り上げ、日々評価にさらされる苦しみと日々戦わねばならないのだ。仕事と戦っているのだ。そう、仕事と戦うという点においては私達と何ら変わらない人間なのだ。

私達は、創作というとアイデアが天から舞い降りてくるものだと勝手にイメージしてはいないだろうか。ないものを作り出す行為。それは地べたに二本足で立つ「普通の」人間が、その限りある能力から絞り出しているものなのだ。

今までになかったものを意図的に作ろうとする行為。

だからこそ、彼等は私達の想像を超えた作品をつくれるし、それが私達に心の底からの感動を与えてくれるのではないだろうか。創作の場に自分を追い込み、新しいものを創りだす行為を「仕事として」生きているという一点において、やはり作家は作家なのだ。凡人は創作をしようとして自分を追い込んで机には向かわない。

そう考えると、期末テストに逃げずに立ち向かう生徒達は将来仕事に取り組むための格好のトレーニングを積んでいるともいえる。

一人塾はフットワークがよい


小さな塾だからできること。

それは、フットワーク軽く指導すること。
会議もなければ「ほうれんそう」もない。

良いと思ったことは塾長一人の決断で実行できる。
勿論、結果の責任は塾長が全面的に負う。

私にはそういうのが合っている。
妥協が嫌いな私には、この方法しか選択肢がない。

世界最小規模の指導形態。
パソコンが規模の小ささを補ってくれる。
そして一人塾の形態をメリットに変えてくれる。

塾の経営者には拡大志向の人も少なくないのは知っている。

自分の指導を多くの人に伝えたいと考える人も多いようだ。
自ら編み出した「理想の教育」を広めたいと使命感に燃える人も。
人を雇い、教室を増やし、社会貢献したい人も多いと感じている。

しかし、

私はそういうものに全く興味がない。

やがて中央に出て活躍したいと考えている塾長も少なくないようだが。

私はそちらを向いてはいない。

私の場合。

ここ、東吾妻町矢倉が「世界の中心」だと思っているから「出る」必要がない。

田舎塾


開塾した当初は、昼間は何の仕事をしているのか、とよく聞かれましたね。昼間は授業の準備をしている、と答えるとけげんな顔をされました。塾が本業だということを信じてもらえない時代もあったのです。最近はそんなこともなくなりましたが。

最近はむしろ、忙しそうだとか、いつ休んでいるのかなどと心配してくださる方もいます。

評価はどうあれ、自分の好きな仕事で生きて行けることは幸せです。だから、塾生達は保護者の皆さんには感謝しつつ、期待以上のものをお返ししようといつも思っています。

ここのところトップ校受験専門塾らしく、入塾基準を厳格にしています。

これほどの田舎塾で入塾基準もないもんだと言いたい人もいるでしょうね。
心配してくださる方もいらっしゃいます。
塾生が少なくなったらどうやって家族を養うのか、とか。何歳までやるつもりなのか、とか。自分で自分の心配ができないので他人様が心配してくださいます。

奇跡の塾だ、と褒めてくださった方もいます。
「齊藤さんなんて、あんなところで塾をやっている。都会の自分達なんてまだまだ条件が良いのに」、みたいな感じで。

去年は関西地方の若い塾長さんが見学にいらっしゃいました。
齊藤塾よりも遥かに多い塾生をかかえている塾なのに、勉強熱心な方でした。
今年も都市部の塾長さんがいらっしゃいましたね。
遠方からいらしていろいろ教えてくれました。私からも何かお返しできたでしょうか。
深夜まで話し込んで、沢山刺激を頂きました。

訪問してくださる塾長さん達がアポをとる前に口を揃えておっしゃることはいつも同じ。

「失礼ながら、齊藤塾ってものすごく田舎にありますよね」

「失礼ながら」の部分まで同じ。(笑)

倉渕村出身の某大臣には「え?東吾妻で塾やってんの?だって、人口2万弱くらいじゃあないの?」などと言われました。

田舎でやっている。
生き残っている。
褒めてくださるのは嬉しいのですが・・・。

私としてはクオリティーの部分で絶対に妥協しないつもりやってます。
どこに出しても恥ずかしくないクオリティー。こだわる部分はこだわり続ける。

我慢

ガマンは死語か
「子供にはガマンすることを教えよ」

そんなことを言う大人がいつの間にかいなくなった。

一歩も引かずに歯を食いしばって耐えること。
こらえてその場で必死に踏ん張ること。
劣性の時にとにかく耐え忍ぶこと。

いつしか子供達がそんな体験をしなくなった気がする。
時には涙をこらえて耐えることも必要だ。

子供にそれを教えてやるのは大人の責任だと思うが。

満塁ホームランで失った4点を、犠打をからめて1点ずつ返して行くようなチームが好きだ。

再掲ですが、一番言いたいこと。

オックスフォード大学

入学時点での学力は東大生とオックスフォード大の学生とではさほど差が無い。

しかし、オックスフォード大学の学生は1日8時間の学習が期待されている。
チュートリアルという毎週の「個別指導」準備のための学習量がハンパではない。
毎週、何冊もの文献を読んで備え、さらにはレポート提出まで義務付けられる。
これではアルバイトなどやっている余裕はない。
「フルタイムの学生」と呼ばれる所以である。

一方、東大生の約半数はアルバイトをやっているという。
日本の大学は講義中心だからだ。

入学後の「伸びしろ」が大きいのはどちらか。
言うまでもないだろう。

大量に読み、大量に書く。
そして徹底的に議論する。
本来、大学とはそのような場であるべきだろう。

「知的格闘」のない大学にその存在価値などない。

間違えの数だけ強くなる。だから演習の「量」なんだ!

間違えたら修正。そのたびに強くなる、といういつもの話。


間違えたら直す。
そして、同じ間違えを繰り返さないようにする。
それだけ。

次に、別の所で間違えたらまた直す。
また同じ間違えをしないようにする。
それだけ。

沢山間違えて沢山直す。
すると、「もう間違えない問題」が積み重なる。
そして、いつの間にか最強になっている。

さっさと間違えてさっさと直す。
間違えの数だけ強さのレベルが上がる。

間違えるたびに更に強くなる。

だから、

「間違えなければ損だ!」

間違いの山を築き、それを修正の山にする。
間違えても、決してめげずにさっさと修正して前に進む。

強い人は一度間違えた問題を二度と間違えない。
堅固な修正の山の上に逞しく立っている。

強い彼らは、

一度間違えた問題を、今はさぞ気持ちよさそうに解く。
そして、「こんな問題、私は100年前から解いていたよ」というような顔をしている。


さて、期末テストが始まります。

最も効率のよい学習方法を教えましょう!

最も効率良い学習法とは

 「効率を上げる勉強方法は何か。」と良く聞かれます。

学習効率を上げる方法はあります。

それは学習量を増やすことです。学習量を増やせば増やすほど勉強の効率は飛躍的にアップします。質を高めるためには量をこなすことが重要になるのです。この真理に気がついて実行した人だけが一人勝ちします。

「なんだ、そんなことくらい知っている。当たり前じゃないか。」と言わないでください。「知っている」ことと「実行している」こととは全く違います。実行するにはその手段が必要なのです。人は苦しいことはなかなか一人では実行できません。それを実行する場として齊藤塾があるのです。齊藤塾の大切な仕事の一つに、「勉強はどのくらいやればよいのかを体感させること」があります。力のつく学習量を体で感じさせるのです。

勉強は中途半端に少量するのが最も損なやりかたです。ほとんど成果が出ないからです。問題集を1回しかやらない人は「苦しくて、つまらなくて、進まなくて、それで身についていない」のです。実力のついている人は問題集を最低3回やっています。そもそも勉強とはそうにするものなのです。問題集は3回目になると楽しくて、自信がついて、しかも結果は数倍になってかえってきます。この事実を多くの人がなぜか知らない。「3回もする時間がないよ。」という人はできるようになりたくない人です。時間なんか作りなさい。そうしないと大損しますよ!でも、そのように大損している人が大半ですから、やった人の一人勝ちなのです。「苦しくてつまらない1回目」が終らない人には2回目も3回目もない。だから、3回目まで到達した人の一人勝ちなのです。一冊のワークや問題集を3回以上クリアーすると愛着が湧いてくるものです。この問題集だけに頼ろうという気持ちになります。

皆さんにもこの経験をして欲しいのです。ライバル達が大損をしている間に「一人勝ち」しましょう。これが唯一の効率の良い学習法ですから。齊藤塾ではこの「学習の王道」だけをひたすら指導しています。一人で指導している塾なのに結果が出るのはそのためです。結果を出すための秘密はありません。王道で地道に歩を進めているだけです。指導法などをブログでも公開しているのはそのためです。王道を「実行」するための塾です。

ラクな道を探してさまよっている人たち。
この人たちが最も遠回りをしているのは言うまでもありません。

劇的に結果を出すには「反復を徹底」すること。

「まずは5回反復」は受験勉強の常識です。
このあたりまえ過ぎることを知らないで、無駄に苦しんでいる人があまりにも多い。

「本当のこと」は意外と知られていない。

学習と掃除は似ている

掃除と学習の共通点。

掃除は同じところを毎日やる。

同じ部屋の同じ窓を拭いているのに、昨日拭き足りなかった部分を今日見つける。
そしてそこを拭く。
全体、昨日よりもきれいになる。
昨日は見えなかった部分が今日は見える。
それは何故か。

昨日、そこ以外をきれいにしたから。
昨日ほかの部分をきれいにしておいたから、今日はそれ以外の部分の汚れが浮き上がって見える。
昨日の土台があるから、今日のさらに美しくなった窓がある。

学習もこれに似ている。

だから、毎日やる。
復習で何度でも上塗りをしてみる。

必ず新しい発見がある。
更なる深みが見えてくる。

それは、昨日までの学習の姿勢が甘かったからではない。
昨日までの学習の土台があって初めてそれが見えたのだ。


さて、中3生は第2回校内実力テストの結果提出が始まっています。

学年1位、3位、6位、7位などなど。
一気に順位を上げた生徒も。

今後が楽しみです。
夏期講習後はさらに上がります。
毎年上がっていますので、今年も「必ず」上がります。

院内学級

以前、中央中等の適性検査問題Ⅱに、院内学級の子供達の作品を集めた書物から出題されたことがありました。

『電池が切れるまで』

重い病気で小中学校へ通えない子。
その子たちのために病院内につくられた学級。

それが院内学級。

苦しい闘病生活の中でも、お互いに励まし合い生まれた作品群。

小4の女の子に励まされ希望を失わなかった一人の少年がいた。

「お兄ちゃん、きっと治るよ」

そのひとことに支えらた少年は・・・。

今、

大学病院の医師として働いているとのこと。
そして、
自分と同じように「学べないつらさ」を味わっている子供達のために、小さな院内学級をつくった。

来年からの道徳の教科書にこの話が載るようです。





プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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