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負荷


計算をつねに暗算でやり、間違ったらその直しも暗算でやる生徒。このような生徒は、自分に分かる問題を解くのは驚異的に速い。ところが、分からない問題に遭遇するとピタッと手が止まり、思考も止まる。そして、白紙答案を出す。記述問題はやらないか指定字数の半分も書かないで提出する。作図問題や証明問題部分も白紙が多い。それで許されると思っているらしい。甘えている。
(OECDの調査でも日本の生徒の白紙答案の多さは際立っているようですが、まあ、印象は悪いですよね。)

このような生徒。まあ理由は様々でしょう。ネバリがない生徒と言ったらよいのか、分からないながらも何とかしようという気迫が感じられない生徒ですね。多忙な生徒に多い特徴かとも思うのですが。

分かる問題はさっさと解いてヒマそうにしている。分からない問題は早々に諦めて指導者の解答解説を待つ。苦しんで何とか突破口を見つけようとする姿勢が乏しいのです。

こういう生徒でも、できる問題を増やして反復すれば力がついてゆくだろうと考えていた時期もありました。どうも、そんな簡単な話ではないようです。
何をどうしてよいか分からない問題に対して、手を動かすなりして少しでも前に進もうとしている生徒なら、その様々な試行錯誤の中で指導者の解説が浸み込む土壌が準備されています。ただ解説を待っていた生徒は一見同じように理解していても、その理解度レベルが低く、表面的理解にとどまっているのです。だから、このような生徒はちょっとゆさぶられただけでまた手が止まり、解説を「ただ待つ」ということになるのです。この繰り返し。断片的なモザイク的知識を付け足すだけで、学んだことが有機的に結びついて、教材の奥底にある本質的な部分を味わい感動するような姿勢が見られない。

齊藤塾では、すべてを教えるようなことはせずに、少しだけヒントを出して生徒自身に考えさせながら前に進んでゆくので、モザイク理解の生徒は苦しいはずです。

問題はデータベース内の問題から無理なく理解できそうなものを、スモールステップで引き出して考えさせることになります。意図的に荒っぽいヒントしか与えないこともあるので、生徒は苦しむことも少なくありません。モザイク理解では許してもらえません。

苦しまないとできるようにはなりません。負荷をかける必要があるのです。

学習と掃除

掃除と学習の共通点。

掃除は同じところを毎日やる。

同じ部屋の同じ窓を拭いているのに、昨日拭き足りなかった部分を今日見つける。
そしてそこを拭く。
全体、昨日よりもきれいになる。
昨日は見えなかった部分が今日は見える。
それは何故か。

昨日、そこ以外をきれいにしたから。
昨日ほかの部分をきれいにしておいたから、今日はそれ以外の部分の汚れが浮き上がって見える。
昨日の土台があるから、今日のさらに美しくなった窓がある。

学習もこれに似ている。

だから、毎日やる。
復習で何度でも上塗りをしてみる。

必ず新しい発見がある。
更なる深みが見えてくる。

それは、昨日までの学習の姿勢が甘かったからではない。
昨日までの学習の土台があって初めてそれが見えたのだ。

インストール

本日2名、覚悟の入塾。
期待以上の結果を出します。

さて、

高高の話題は明日以降に続けます。


今朝9時台のNHKラジオに歌川たいじさんが出演されていました。

お母様からの虐待、ゲイであることをカミングアウトするまでの葛藤など、壮絶な経験を乗り越えた人。だからこそ紡ぎさせて言葉。私の心に響いた言葉が二つありますので紹介いたします。

まず、

「いじめは洗脳である」

いじめの言葉は容易に心に「インストール」されてしまうのに、簡単には抜けない。これはあたかも洗脳のようだ。だから、いじめの対象から逃げたくらいではその苦しみからは逃れられない。とくに「オマエは〇〇だ」というような決めつけを伴う言葉は心にこびり続けて四六時中その人を苦しめ続ける。

このような話でした。


いじめの言葉は簡単にインストールされてしまう。
そして、いじめた相手がいなくても心にこびりついて繰り返し被害者を苦しめ続ける。

麻薬のような恐ろしさです。
洗脳も麻薬と同じ恐さがありますね。

いじめについては様々な「専門家」が解説してきましたが、歌川さんのこの言葉ほど「ど真ん中」の表現を私は知りません。
ご自身の体験を踏まえているから出て来る言葉です。
いじめは日本中、あるいは世界中で問題になっているのに、ここまで「なるほどそうだったのか」と心に落ちる説明をしてくれる人はいませんでした。

いじめの罪の深さを再認識させてくれました。

もう一つ、

「片付けができない人はインスピレーション豊か」

この言葉にも初めて出合いました。

これは明日以降考察します。


「らじるらじる」の聞き逃しサービスで聞けるかと思います。

高崎高校定員削減の効果は如何に

本日、入塾面接のご予約を頂きました。

ありがとうございます。

さて、

高崎高校の話題の続き。

今年は40名の定員削減。
大方の予想通り、おおむね良い方向に向かっているようですね。
欠席者、遅刻者は激減。
運動部加入率も高く、学年の雰囲気が明るい。
定員が減ったとは言え1学年280名の「大規模校」であることは間違いありません。
部活動、志望校ごとの学習手当などなど、柔軟に対応できるのはトップクラス大規模校のメリットです。


それと、

高崎高校といったらSSHクラス。
SSH志望者は毎年60名程度。
その中から選び抜かれた40名が1クラスになるわけですが、このSSHクラス生のセンター試験の平均点は開成高校に負けてないとのこと。頼もしい限りです。

高崎高校前期入試はやや面接重視へ!

高崎高校の前期入試の配点

調査書 150点 

主要5教科の評定合計の3年分×2 :例えば3年間オール5ならば5×5教科×3年分×2=150)高崎高校を志望するような生徒はほとんど150点でしょうから、あまり差がつかないと思われますね。

総合問題 120点

今年からやや易化へ。といっても相変わらず手ごわい問題です。高崎高校のレベルの高さを見せつける問題ではなくて、常識を問う問題にしたいとの意図があります。一見何とかなりそうで解いてみると厄介だったりする問題。

面接 30点

以前の15点から「配点倍増」とみるか、それでもまだ30点とみるか分かれるところでしょうね。実際は面接でも「差がつく」というのが事実。面接練習を重ねて「用意しておいた解答」を吐き出すような受け答えはマイナスにしかなりません。面接官も意表を突くような質問をして、その受験生の本来の部分を見たいようです。

前期試験B選抜や後期試験についても追い追い話題にします。

流行なんて


流行に振り回されるなんて馬鹿馬鹿しい。
全く無意味。

スキーをやらなければ人間扱いされない時代があった。
麻雀くらいやれない男は軽蔑された時代があった。
競馬の話題に入れない人は真面目すぎると言われた時代も。
ゴルフ然り。

不器用で流行に乗れない人の方が魅力的。

何かを成し遂げる人は流行など視界にない。


だから、

私の指導方法もぶれない。
オーソドックス。
本物だからこそ生き残っている指導法。

他人と違うこと

他人と同じことをしていて、他人より頭ひとつ出ようとしても、それは無理です。

他人と違うことの代表格。
それが復習です。

もっとハッキリ言うと「復習の回数」です。

1回もやらない人も多いのが実情。
つまり、0回。
まあ、これは問題外として。

復習も、3回以上となると、ライバルは激減します。
いつの間にか周りに人がいなくなる感じ。
マラソンでいえば、40kmあたりでいつの間にか周りの選手が脱落していて、独走態勢になっているような。

3回以上となると、復習もラクでラクで仕方ありません。
それなのに誰もやりませんね。

だからやった人の独り勝ちなんです。

世の人の大半は流行には飛びつきますが、本物はスルーします。
復習は学習の王道です。
ちょっと面倒くさいことを、ちゃんとやる。
それだけの事。

ある教科が苦手だといって入塾した塾生。
入塾2か月後の実力テストで、その教科で学年2位になりました。齊藤塾では時々あることです。
「やった人の独り勝ち」の実例です。私は毎年このような実例を目の当たりにしているから確信をもって言えるのです。

学習内容についての具体的な指示は私がやっていますが。

自立とは言うけれど


自立心はどうやったら身につくのか。

自立心とは、

自立せねば前に進めないときに「自ら」作り上げるものだ。

体の「内側から」「自分だけの力で」作り上げ、育てるものだ。


日本の教育は模索し続けてきた。


「自ら考える力を養う教育」・・・・・
「生きる力を養う教育」・・・・・
「PISA型教育」・・・

いろいろ言われている。
が、私達は本当に腹がすわっているのだろうか。

自立せねば生きてゆけない環境で子供たちを鍛える覚悟。

その覚悟が今大人たちには求められていると思う。

自分で自分を鍛えられる人だけが世界で活躍できる。

好きこそ・・・

好きで勉強している人には誰もかなわない。

好奇心の趣くまま、気の済むまで調べる。研究する。問題を解く。

それが「許される」環境が理想だと思う。

じゃあ、今の中高生はそれが「許されて」いないと言いたいのか。

それには答えない。勉強の目的は様々で良い。個人差があっても良い。

スケジュール満杯の学生生活も良いだろう。充実しているともいえる。

ただ、気の済むまで自分と向き合う時間もあって良い。

何事にも代えがたい時間。そう思う。

「本当の自分」に帰る時間。




さて、

昨日、実力テスト結果を提出した2名も過去最高順位。
3者面談を前に説得的資料ができましたね。

本日通塾初日の塾生も目いっぱい自分と戦いました。
私のアドバイスを咀嚼し、自分自身で一つ一つの山を乗り越えました。
良いスタートが切れたと思います。

まずは壊す

筋肉は傷めつけて鍛える。

一度壊されて、修復するときに壊れる以前よりも強くなって再生されるから。

心も同じ。

壊されて、再生するときに強い心ができる。
傷つかないように、と守り続けていては、いつまでたっても強い心は作れない。

勿論、私の仮説だ。
仮説とはいえ、かなり自信がある。

ここで、厄介な問題が発生する。

筋肉は時間とともに確実に再生されてゆくが、心はそうではないという問題だ。

壊れた筋肉は一晩寝ただけでだいぶ回復する。
一方、心は全く回復しなかったり、傷がより深くなっていたりする。

それでもやはり、傷つくのを恐れていては強い心は作れないと思う。

自分から飛び込むのも勇気がいる。

だから、

どうにも逃げられない状況で傷ついてしまったとき。
心を鍛えるチャンス到来、と考えては如何だろう。



さて、本日1名覚悟の入塾。
妥協なく戦いましょう!
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

【遠方の方も吾妻線を利用して、土日、祝日中心に通っている塾です。長時間の個別演習形式で鍛えて結果を出しています。お気軽にお問い合わせください。】

合格実績(2012年~2020年までの合計)前橋高校4名、前橋女子高校8名、高崎高校5名、高崎女子高校7名、群馬高専5名、渋川高校20名、渋川女子高校17名、高経附高校3名、前橋育英S4名(中学受験については初年度からの合計で中央中等8名、佐久長聖中8名それぞれ合格、大学受験については、群馬大、埼玉大、茨城大、信州大、新潟大、静岡大、早稲田大、慶応大、津田塾大、東京女子大、明治大、法政大、成城大、東洋大、獨協大等多数合格・詳細は下のホームページからどうぞ)

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