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貧困と学習

貧困を理由に進学を諦める。

そんな子供が増えていると聞きます。
とても残念で悲しいことです。

私は、貧困のために進学を諦めるという選択はしたくなかった。
何とかして進学する道はないかと模索し続けた。

同じような境遇の人は、当時の私の視野の中には一人もいなかった。
寂しいことだったが、仕方ない。
自分一人で「工夫」するしかなかった。

今思えば、突拍子ないことも随分試した。
結果的には大いなる遠回りをしただけだった。
時間がないのに。
これらが「良い思い出」になるには、まだ暫く時間が必要のようだ。

貧困の中での学習。

親自身がその生活に苦しんでいる。子供とすれば早く社会に出て経済的に助けてあげたい。その気持ちを振り払って進学を目指す。その苦しさ辛さは、経験した人でなければ分からない。勿論、正解はない。自らの決断で高卒、あるいは中卒で社会に出るという選択をする。そして、自らを鍛え上げ社会に貢献している人は少なくない。心から敬服する。

貧困だというだけで、すべてが限られる。

限られた時間、限られたお金、限られている選択肢。
夢を持てと言われても悲しいだけかもしれない。

しかし、限られていればいるほど、頭を使うしかないとも言える。
見本はない。
頭をクリエイティブに使って自分だけの生き方を模索する。
ギリギリのところまで追い詰められたら頭を使うしかないのだ。

まあ、緩んだ学生時代を送っている同世代の人よりも得るものは多い。

「これらの経験は、ずっと後になって効いてくる」

これは私の実感。
自分では、やったこともないのに、これと同じアドバイスをする教育者がたまにいる。
その言葉の軽さに震えが止まらない。

卑屈にならずに、クリエイティブになること。
これが大切。まあ、簡単なことではないが。



さて、

実力テスト学年1位、学年4位の報告を受けました。
10月も6日が終わります。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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