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「無味乾燥」に耐える力

学習を進める上では「無味乾燥」に耐える力が求められます。

勉強は、興味の湧くことやワクワクすることだけではないからです。
いや、むしろ「つまらないこと」「学習の意味が見いだせないこと」「どうしても好きになれないこと」などの方が多いと言えるでしょう。

学習する意味も良く分からず、面白くないこと。そんなことを、黙々と継続して学習を積み上げること。途中で誰かに褒められることもないのに、何かを信じて日々前に進む。そして、その大半が復習だったりする。

この様な毎日に耐えられる人だけが勝つ。

そう思います。

そもそも生きるってこういうことだと思うのです。

ワクワクしたり、ドキドキしたり、心の底から感動したり、泣いたり、笑ったり。
そんなことが一つもない一日。
このような日々に耐える力は、生きてゆくうえで芯の部分になるのだと思うのです。

食事に例えるとご飯に相当するようなもの。
無味乾燥と言ったらご飯に失礼ですが。
豪華な食事ではない、普通の食事という意味で。

誰かに背中を押してもらったり、日々褒められたりしないと動けない人は弱い人。
感動のない日々が続くのは珍しいことではありません。

一見無味乾燥な日々を淡々と積み重ねられる人達。
このような人達の厚みが本当の意味で社会を「支えている」のだと思います。

だから、

「支える人」になるためには、無味乾燥に耐える力が求められるのです。

句動詞

以前は英熟語と呼んでいたもの。

最近は「句動詞」という呼び名に変わりつつあるようです。

ある参考書に面白い記述がありました。

英語にとっての句動詞は日本語にとっての和語に近い、と。
日本人にとっては漢語よりも和語の方が親しみやすく「優しい」感じがするものです。
耳で聞いた時にも漢語は堅いイメージがするのに対して、和語は柔らかく聞こえる。

和語は日本に漢語が入ってくる前からあった本来の日本語。漢語は一種の外来語ですね。

英語の句動詞とフォーマルな単語との関係はこれに似ている、と。
動詞に前置詞などを付加した句動詞のほうがネイティブスピーカーには親しみやすい。
難しい単語の多くはラテン語をはじめとする他言語から取り込んだものが多く、概して堅苦しい、と。

なるほどそうかもしれませんね。

英語でも同じことを言うのに様々な表現が可能ですが、句動詞を使うことで柔らかみや親しみがわくのかもしれません。

私は誤解していました。

そもそも英熟語(句動詞)と言うものは、ネイティブスピーカーではない人達が簡単な単語を組み合わせて言いたいことを伝えようとした結果発展したものではないか。そんな風に勝手に理解していました。

むしろ、逆だったのですね。ネイティブスピーカーの方が句動詞を感覚的に使える。簡単な単語が表現する意味の輪郭が把握できている。

考えてみれば当たり前かもしれません。

感覚的な部分は母語として身につけた人にはかないませんよね。

弱さを知る

受験生の時ほど自分自身の弱さと向き合うチャンスは滅多にない。

自分の意志の弱さ。
自分の詰めの甘さ。
くだらないミスの多さ。
記憶力の弱さ。

どうしてこれほどまでにダメなのか。
長年「自分」と付き合ってきて今までほとんど自覚していなかった弱さが露呈してくる。

欠点だらけの自分に気づいた時。

それは、受験勉強の方向性が正しいという証拠となる。
だから、めげる必要はない。
今のやり方で進めればよいというサインが出ているのだから。

弱さや甘さの克服。
自分で苦しんでひとつひとつ乗り越えて行くしかない。

「頭で分かる」ということに意味はない。
「体で分かる」ということが今後の人生に生きて来る。
体で分かるには、自分の体を使って一つ一つの問題に対峙するしかない。

日本の大学数の推移

昨日は入塾面接のご予約を頂きました。
有難うございます。

いよいよ期末テスト対策に突入です。

さて、

今日は数字だけ示しましょう。

日本の大学数の推移です。

1945年  48校
1950年 201校
1960年 245校
1970年 382校
1980年 446校
1990年 507校
2000年 649校
現在  約780校 

随分と増えたものです。
780校は多すぎる?
立場上、何も言えません。(笑)

大学の学部名称(例:医学部、法学部など)種類数の推移

1975年  69種類
1980年  78種類
1985年  80種類
1990年  97種類
1995年 146種類
2000年 238種類
2005年 377種類
2010年 482種類

学部の種類、多すぎですか?
立場上、何も言えません。(笑)

現在の大学数、学部の種類数、誰かにクイズで出してみましょう。
当たらないでしょうね。

他の人もできていない

長年塾講師をしていて気づくこと。

それは、生徒がつまずくのは毎年同じところだ、ということ。

生徒の方は人生で初めて接するところだからそれに気づけない。
が、私にとっては毎年指導しているところ。
だから、私には良くわかる。

何年経っても人間はあまり変わらない。
理解しずらいところ、できるようになるまでに時間のかかるところにあまり違いはない。

つまり、

「自分にとって理解しずらいところは、他の人にとっても難しいところ」ということ。

特に受験生は「自分一人が分かっていないで、他の人は皆分かっているのではないか」という不安に襲われることがよくある。
自分一人が取り残されているのではないか、という不安。

実は、

そんなことは無いのだ。

長年指導してきている私が言うのだから間違いない。

去年の生徒も、一昨年の生徒も、そして10年前の生徒も君たちと同じところで苦労していた。

ということは、

今苦しみながら学習しているところ。
これを乗り越えることができれば、確実に頭一つ他の人より出ることができる。

断言できる。

目の前の困難を乗り越えること。
受験生はそれだけを考えればよい。
ライバル達の動向など気にする必要など全くない。

だって、

自分と同じところでつまずいているに決まっているのだから。

だから、

目の前に立ちはだかる困難を一つ一つ潰してゆく。
一歩一歩確実に前進する。
それが、結果的に同じ学校を受験する生徒達の大きな塊から一歩前に出ることになるのだ。

受験とはほぼ同レベルの人達どうしの戦いだ。
だから、苦しい。

しかし、

大集団からちょっとだけ前に出ただけで、順位は跳ね上がる。
大きく視界はひらける。
偏差値も上がる。

受験とはそういう戦いなのだ。




「自分が苦労しているところは他の人も苦労している」

お忘れなく。

漢字かな交じり文

日常的に漢字を使っている国は、日本、中国、及び台湾だけです。韓国も北朝鮮も実質的にはハングルだけで文字表現しています。ベトナムも今では漢字はほとんど使っていません。

政治的理由で使わないようになった国もありますが、なんといっても漢字の文字数の多さが普及しなかった理由のようです。漢字が使えるようになるまでには、一定の学習時間がかかる。とにかく覚えるのが大変なんですね。私達日本人は漢字を覚えねば仕事にならないので、頑張って覚えてきているわけですが、どうも世界的には「例外」のようなのです。教育制度のお蔭ですね。小学生時代には漢字書き取りが毎日のように宿題として出されます。アルファベットだけ覚えれば良い国に比べてなんとも苦労の多いことか、と思う人も少なくないかと思います。日本に生まれた以上逃げられないことなのですが。他国の小学生が羨ましい気持ちになるのも無理はない。

日本語は漢字という表意文字のお蔭で文章の理解は効率よくできると思います。漢字を目で追っただけでも沢山の情報が得られる。これが表音文字の仮名だけだったら相当苦労しますよね。

考えてみると、表意文字である漢字と表音文字である仮名の組み合わせで複雑なことを表現できるのは日本語だけなのです。それだけは確かです。日本人は仮名を発明したことで、漢字についても、そこそこ覚えれば何とか表現に困ることはない。テストの解答でもひらがなでも〇がもらえることが多いですよね。これが中国語だと、外来語までも漢字を当てねばならない。先日もマクドナルドの当て字が話題になっていましたね。日本語ならカタカナで間に合ってしまう。表意文字だけの国も大変ですよね。

先人達は柔軟性の高い言語を作り上げてくれたようです。

どうも大半の日本人は日本に生まれた幸運に気づかずに生きているようですよ。



さて、3連休も終わりましたね。
齊藤塾も充実の3日間でした。

抑えどころは誰かが教えねば

問題の解き方や、問題へのアプローチの仕方を見ただけでどこの塾の塾生か分かる場合がある。
アプローチ段階での「用語」まで統一させている塾長もいる。
塾の「文化」を共有することで、なんらかの一体感まで見て取れる。

「うまい」解き方を的確に表現する「特殊な」用語の数々。
そんな塾も多いかと思う。

私は、逆だ。

できるだけ教科書に沿った教え方を心がけている。
塾生達は各学校で授業を受けてオーソドックスな解き方に親しんでいるからだ。
生徒達にとっては新しい言葉を覚えるだけでも大仕事。さらに「塾独自の」用語まで覚えるのもラクではないだろう。
教科書に沿った学習、学校で教えられている内容、これが基本だから。
教科書に沿った学習を徹底しただけでも、前高でも前女でも受かる。これは私の実感でもある。合格実績をご覧いただければ、ある程度納得いただけるかと思う。何か特別なことを教えるのが塾ではない。そう思う。

しかし、

教科書を何百回ただ読んでも、それだけでは「教科書内容」は身につかない。
様々な問題を解くことで教科書内容が深く理解でき、テストで強みを発揮できる。

学習には抑えどころがあるのもまた事実なのだ。

齊藤塾では「強く」なるための抑えどころには細心の注意を払っている。
どんなに強調してもし過ぎはない、という抑えどころ。

学校だけの学習だと、どうしてもこの「抑えどころ」が曖昧になりがちだ。
大切な抑えどころ。

これは、ガツンと強調してくれる人がいないとなかなか身につかないのだ。

抑えどころは「誰かが」教えねばならない。
そして、それは早い方が良い。

そのための塾だと思って私は日々仕事をしている。

抑えどころをガツンと抑えてあげれば、そこを踏み台として生徒は「自分で」育って行く。
そして、みるみるうちに逞しくなる。

塾生が「自ら育つ」姿を見るのは嬉しいものだ。



さて、明日は連休最終日ですね。

学びたくても学べない人達

今日は私の駆け出しの頃の上司が立ち寄ってくれました。
突然の訪問に驚きました。
紅葉狩りでしょうか。吾妻渓谷も見ごろのようです。
授業中でしたので、ゆっくりお話しはできませんでしたが、お元気そうで何より。
私のこの仕事のスタート時には大変お世話になりました。

さて、今日は。

学びたいのに学ぶことを許されない人達の話。
海外には沢山いますね。

ところが、この日本でも少なくないということが最近話題になっています。
昨日の『クローズアップ現代』でも取り上げていましたね。
様々な事情で義務教育すら満足に受けられずに大人になり、夜間中学に通っている人達。
国は最近まで調査すらしてこなかったようです。
最近話題の詩人もそのひとり。貧困のため路上生活している身に「学び」はあまりにも遠い。
大学受験用にアルバイトでためたお金を親に使い込まれた人もいるとか。

厳しい世界に生きている人もいるのです。

子供は親を選べない。
子供は親に頼るしか生きるすべがない。

貧困の連鎖だけでなく、「学べない連鎖」がこの国に広がらないことを願います。

私のような仕事をしている者にそれを言う資格がある否かは置いておくとして。



チャレンジして失敗した姿

チャレンジして失敗した人の姿。
それをチャレンジもしなかった人が笑う。
しかし、学んでいるのは自らチャレンジして失敗した人の方。

勇気は一瞬、後悔は一生。

戦って負けた人を戦わなかった人が笑う。
でも、学んでいるのは戦って負けた人の方。

このような言葉を時々目にする。
その理由は言うまでもない。
何度も言葉にせねばならないほど、人はチャレンジできず、勇気を出せず、そして戦わない。

何もやらない人が如何に多いか、ということ。

自らの生身の体を使ってチャレンジした人だけが学べる。

怒りのエネルギー。
その大半は間違った方向に向けられる。
無意味に他人や自分を傷つけるだけのことが多い。

でも、怒りのエネルギーは、

時として、怠惰な自分をチャレンジへと押し出すパワーとなる。

そんな気がする。



さて、
明日から3連休の戦いとなりますね。


自らの失敗について語る人

今日は一言だけ。



人は失敗からしか学べない。

それも、自らの失敗から、でしか。

他人の失敗から学べない理由。

それは、

人は自らの失敗については語らないから。

次の成功を収めてからなら、一つ前の失敗について語る人はいるが。


だから、

私達は自ら失敗し、その自らの失敗から学ぶしかないのだ。


プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

【遠方の方も吾妻線を利用して、土日、祝日中心に通っている塾です。長時間の個別演習形式で鍛えて結果を出しています。お気軽にお問い合わせください。】

合格実績(2012年~2020年までの合計)前橋高校4名、前橋女子高校8名、高崎高校5名、高崎女子高校7名、群馬高専5名、渋川高校20名、渋川女子高校17名、高経附高校3名、前橋育英S4名(中学受験については初年度からの合計で中央中等8名、佐久長聖中8名それぞれ合格、大学受験については、群馬大、埼玉大、茨城大、信州大、新潟大、静岡大、早稲田大、慶応大、津田塾大、東京女子大、明治大、法政大、成城大、東洋大、獨協大等多数合格・詳細は下のホームページからどうぞ)

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