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「解いて終わり」ではない

入試問題の解答、解説などを読んでいて気になることがあります。

「解いてやって終わり」

そんな解説が多すぎるのです。
これは単に解説スペースが足りないから、という理由だけではなさそうです。
入試問題は、受験生の学習到達点を確認するものです。それならば、一つの設問を解説するにしても、その設問が何の到達を見ようとしているのか、という部分に焦点を当てて解説すべきです。入試問題は練りに練られて作成されているものなのです。だから、何がどう練られたのか、その深みにまで光を当て、問題作成者の意図や苦労にも思いを馳せて味わうべきものなのです。

受験生のために、とりあえず解いてあげる。
「はい、解いてやったよー」というだけの解答。
そのような解答、解説は真面目な受験生を混乱させ、かつ自信を失わせるだけです。

この設問で、作成者は何の到達をチェックしたいのか。その背景にあるものは。
解説ではそこまで踏み込むべきです。そうすれば、一つの設問から様々な学びが得られます。

どこかの多忙な先生が、限られた時間内にアタフタととりあえず解いた解答。
そんなものに振り回されたくないものです。

その点、某数学雑誌の解説は秀逸です。

「分かっている人」と「分かっていない人」の間には、これほどまでに大きな隔たりがあるものなのか。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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