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「今度結果が出なかったら・・・」

お母さんがよく息子に言うセリフ。

「アンタ、自分のやり方で勉強やるって言ってるけど、一度も結果が出てないじゃないの。『今度こそ大丈夫』って何度言ったのよ。お母さんはもう我慢の限界よ。次回の期末テストで結果が出なかったら、今度こそお母さんの言うやり方で勉強してもらうからね。いいね!」

こんな感じ。

どうでしょう?

息子の自己流の勉強方法が正しいのか。
それとも、お母さんの経験に裏付けられた勉強方法が正しいのか。
それは、次回の期末テストの結果で判定される。

そんな文脈ですよねえ。
いいですか。
そもそもこれって一種の喧嘩モードですよ。
喧嘩って、始まったら最後、双方とも勝つことしか考えていません。
自分が正しいことを証明するためには、他のことなどどうでもよくなる。

と、すると。

次回の期末テストで結果が出ればお母さんの負けですから、お母さんは素直に自らの非を認めるんですよねえ。
素直に敗北を認めて、今後は勉強の仕方については息子に任せる。一切口を出さない。
果たして、そうなりますかねえ。遂に母親を乗り越えてくれた息子をほほえましく見守る、なんてことになりますかねえ。
だって、喧嘩自体は自分の息子に負けたんですよ。お母さんは。

もし結果が出なければ、息子の負けです。お母さんは、ほらみたことかと自らの勝利宣言をする。そこまでは良いとしても。
息子は素直に「敗北」を認めますか。だって、今まで一度も認めてこなかった敗北なんですよ。お母さんのやり方に本当に従うのでしょうか。「もう一度チャンスを」なんてまた言ってきませんか。その時にはまた喧嘩ですよ。1回くらいは素直に言うことを聞くのかな。でも、勉強するのは息子ですよね。しかも、これは喧嘩ですから、お母さんのやり方で結果が出てしまうと、息子は喧嘩自体には負けることになる。まあ、学年順位でも上がれば「お母さん、さすが勉強については僕より一枚上手だね」なんて言ってくるかもしれませんが、本心ではないでしょう。それより、母親の方法が間違いであることを「立証」するために、結果が出ないように行動するかもしれませんよ。だって、これは喧嘩なんですからね。母親の方法で成績が下がれば、喧嘩は息子の勝ちですよ。

どこで間違ったんでしょうか。

やはり「どちらが正しいか結果で勝負」という喧嘩モードですよ。





プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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