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教科書にないもの

全ての学習において、教科書は基本です。
教科書をないがしろにして、学習は成立しません。

私は、この仕事を何年も続けていますが、教科書を読み返すたびに、その充実度には感銘を受けます。
盛り込むべき内容が正確な言葉で簡潔に記述してある。必要かつ十分。それだけでなく、生徒達を飽きさせない工夫が随所にみられます。イラストや写真も最新のものを使い、時代の空気感を良くとらえています。教科書は常に新しい。

教科書作成者たちのご苦労にはただ敬服するばかりです。

「限られたページ数の中に、様々な要素を全て盛り込む」という難題を巧みにクリアーしています。見事としか言えません。

教科書は、作成者達のプライドと生徒達に対する愛情のようなものが伝わってくる書物です。

ある意味完璧なのです。

ところが、

完璧であるはずの教科書には、絶対に盛り込まれていないものがあります。

それは、

「完璧ではない」内容です。

何だか逆説的ではありますが。

つまり、要点をコンパクトに上手にまとめてある「完璧」なる教科書。
これには、完璧ではないものは入っていないのです。
つまり、雑多なものや、中途半端なもの。
または、未解決だったり議論が煮詰まっていないもの。

そういったものが盛り込まれていない教科書という書物は、ある意味不完全なのです。

完璧だからこその不完全。

だって、子供達が近い将来飛び込んでゆくこの社会。
この社会は雑多で、不完全で、中途半端で、未解決問題の山です。

教科書が基本であることは当たり前です。
基本は絶対に外せないのですから。

しかし、

教科書にとどまっているだけの人は、この社会に飛び込んでゆくにはあまりにも無垢としか言いようがありません。

では、どうしたら良いのか。

一つの解答は、読書です。

読んでは考え、考えては読む。
読んでは行動し、行動してはまた読む。

雑多な読書は、生徒達の視野と伸びしろを一気に広げてくれます。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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