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逃げ道も指導

今日は佐久長聖の説明会に参加してきました。

校長先生のお話は大変勉強になりました。

私は次のように理解しました。

時代は過渡期にある、とのこと。
運動での推薦入学が期待できる強豪部の指導者の多くは、生徒に対して運動だけしていれば良い、との指導をしている。しかし、もはやそういう時代ではなくなってきている。生徒を徹底的に追い込むことは確かに必要。部活においてそれは重要なことなのだが、時々「逃げ道」も少し教えてやることが大切。もしも、運動で見通しが立たなくなったときの方向転換の道筋も見せてやることで、落ち着いて部活に取り組める。追い詰めるだけでは、部活で挫折したときに途方にくれてしまう。
逃げ道を全く作らない指導は間違っている。そして、時々は「言い訳」も聞いてやることが、指導者には求められる時代になっている。

そんな、お話でした。

柔道の指導でもオリンピック選手を育て、無名だった私立学校2校を多数の東大合格者を出す有名校に引き上げた校長先生ならではの深いお話だと思います。実績と経験に裏打ちされた言葉に、私は聞きほれました。人を指導する難しさを身を持って経験してきているからこそ生まれた人に対する厳しさ、そして愛情。

厳しく追い込みつつ、逃げ道も見せてあげる。それで人は落ち着いて頑張れる。
なるほど。
「一見矛盾しているように思えるかもしれませんね」と言いつつ、表情からは自信がみなぎっているのがうかがえました。

時代も人も変わります。「昔の子はもっと頑張れた」とか、「もっとハングリーだった」とか言うことに意味はありませんよね。今の時代にリアルに生きている目の前の生徒をどのように伸ばすか。どの道筋で夢を叶えるのか。
私立学校の「現場」の厳しさを知っている人の言葉は重い。

ああ、私学っていいなあ。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

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