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鬱積(うっせき)したものは、はけ口を求める

特に、社会に対して居心地の悪さを感じている人は、様々な不満などが鬱積(うっせき)してくるようだ。
自分は何が不満なのか、そのことに自覚的なうちはまだ問題は小さいと言える。自分自身の頭の中で言語化されている間は、まだなんとか整理ができているのだろう。

それが、「何だか分からないが不満でしかたない」という状態になってくると、危険水域に入ったと言える。

説明不可能な鬱積した不満が、発酵し始めてきた状態。発酵しながら自己増殖し続けている。

鬱積し、自己増殖した不満はそのはけ口を求めるようになる。そして、このはけ口は「必ず」人でなければならないようなのだ。人をはけ口として利用するときにだけ、鬱積した不満は初めて解消される。

だから、何だか分からない不満を持っている人は、そのはけ口対象となる「人」を探すようになる。

その人は「誰でもよい」。

通り魔的事件のように(一見)無差別になる場合もあるだろう。果たして、これが純粋に「無差別」と言えるかどうかは難しい問題だが。

はけ口として狙われた人に、明らかな「落ち度」がある場合には、鬱積していたエネルギーが爆発的に溢れ出してしまう。攻撃されても仕方のない程の「正当な理由」が存在するのだから。
「正当な理由」があって攻撃する場合には罪の意識がなくなる。だから、後ろめたさなどはゼロ。むしろ、人として同然の行為をしているという意識になる。正当な行為。

はけ口とされた人の「落ち度」は、多くの場合とても些細なことだったりする。それなのに、攻撃する側のエネルギーは溢れ出したら止まらない。次から次へと後を追うように溢れ出て来る。それは、鬱積していたものがなくなるまで続く。

私の、いじめの構造仮説。

あくまで仮説だが、これで説明できることは多いような気がするのだが。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

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