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意識から無意識へ

学習内容の多くは、先人達が築き上げた学問体系の一部分を学習者に理解しやすいように整理し、段階的にまとめたものである。言うまでもなく、人類が発見したり、築きあげた順番に教科書に並んでいるわけではない。しかし、教科書の編集にあたっては著者たちが話し合い、学習者が段階的に理解しやすいように順を追って説明されている。

まあ、当たり前のことだが。

一般的に、教科書内容のほとんどは学習者にとっては新しい世界だ。一見、もともと知っている内容に見えたとしても全部が既知だというようなことはあり得ない。

人は、自分にとって未知の世界を軽く見るきらいがある。

だから、学習者は常に謙虚でなくてはいけない。

何を言いたいのか。

つまり、学習者は「意識的に」謙虚であらねばならない、ということ。学習者は新しい学習項目については「ど素人」である。だから、無数ともいえる先人達の知恵の詰まった学習内容を前にして、ゆめゆめ「甘く見る」ようなことがあってはならない。生まれた時からそんなことは知っている、というような態度をとってはいけない、ということだ。教科書を書いた人達は少なくとも現時点では、学習者よりも遥かに高み立っているのだから。謙虚に謙虚に。

まずは、そのことを意識的に行うこと。

謙虚に素直に。

そして、ひとつひとつの学習内容についても「意識的して」吸収してゆくこと。今まで知らなかったことに対峙していることを忘れずに。今までできなかったことを「これから、段階を追って」身につけようとしているということを忘れずに。

意識的に謙虚に。

無意識的に手が動くようになるのは、ずっと後のことだ。
新しい世界が自分の血肉のようになり、以前の自分との区別がなくなるまでには、気の遠くなるほど十分なる反復学習が必要なのだ。学習内容が自分の無意識の域にまで達したときには、自分自身が数段高みに登っていることに気づくはずだ。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

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