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質素なだけで、貧乏ではない。

南米ウルグアイの第40代大統領、ホセ・ムヒカ。

彼のリオ会議でのスピーチは先進国の国民に衝撃を与えた。

世界で最も貧しい大統領と呼ばれることに対して、

ムヒカ曰く

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなくて、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。私は少しの物で満足して生きている。質素なだけで、貧しくはない」

また、曰く、

「人がものを買うときは、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです」
「質素は『自由のための戦い』です」


自分自身の生活を省みたときに、果たして私に何等かのコメントをする資格があるものなのか。
いや、
言い訳していながら、自らの生活そのものを変えないのは怠慢ではなくて、欺瞞だ。
だから、黙って生活を変えるべし。
ムヒカ大統領が一番訴えたかったのはその点なのだから。



だから、今日私がすべきこと。

ひとつは質素な生活をまず始めること。
(これは「個人の自由」の段階を遥かに過ぎてしまった。ひとりひとりが質素な生活を始めない限り、もう地球が持たない。)

もうひとつ。
それは、塾ブログらしく。
ムヒカ大統領が、このシンプルかつ衝撃的な言葉を紡ぎだすに至った彼の人生に思いを馳せること。

13年間もの獄中生活。
独房で7年間も書物も与えられない日々。
この極限体験から、
「孤独は、死の次に最も悪いこと」という言葉が生まれたのだろう。

独房の床で眠る日々が続いた後、与えられたマットの上で眠れる幸せ感。
書物を与えられなかった7年間の後に、与えられた物理や化学の書物を貪り読んだ時の幸福感。

多くの読書をこなし、そして行動する。
失敗しては、また立ち上がる。
読んでは考え、行動しては失敗し、また立ち上がる。
大きな苦しみを乗り越えると、これほどシンプルかつ重みのある言葉が紡げるものなのだ。

読むだけではダメ。
行動するだけでもダメ。
失敗して、立ち上がらないのもダメ。


「敗北者とは、闘いを辞めた人のこと」

「諦めたら負け。人生では何千回と転びます。でも、千と一回立ち上がり、一からやり直す力があなたにはあります」


ムヒカ大統領と同じ星に生まれた幸せを感じます。
ムヒカ大統領と同じ時代に生きている幸せ感をかみしめます。

しかし、これらの言葉は私自身に投げかけられている。
言葉を言葉のままで終わらせてはダメだ。
称賛し、「消費して終わり」にしたのでは、ムヒカ大統領の最も嫌悪する態度となってしまうだろう。
生活を変えること。少しずつで良いから。

でも、時間は残されているか。

闘いを辞めた時に敗北者になるのだった。






プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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