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音読、素読

英語の大家、国弘正雄さんは「只管朗読」を勧めている。
英文をただひたすら音読する。
何度も何度も音読することによって、英語の回路が頭の中にできる。
一種の「運動記憶」だという。

齋藤孝さんは、『語彙力こそが教養である』の中で、日本語の語彙を増やす最良の方法として素読を勧めている。
意味を考えずに、ひたすら声に出して読む。

日本語も英語も声に出してひたすら読む。
読むときには、意味を気にしない。

両人とも、意味を捉えようとせずにただ読むことを勧めている。
その威力たるや計り知れないものだ、という。

日本人はいつの頃からか音読をしなくなった。
(速読は好きなようだが。)

素読が普通にできていた大正時代頃までは、故事成語や四字熟語は共通の教養として身についていたようだ。
(勿論、「検定」などなかった。)
素読恐るべし!
素読は疲れるし、時間はかかるし、意味を意識しない。
一見非効率に思える。
それが、最強なのだという。

昔の人は、そのことを知っていて、当たり前のこととして教育の根幹においた。

最近では小学校の「読書ノート」でも、黙読も読書としてカウントしてよいと聞く。

いつから、そんなことに。

音読で鍛えられていないから、語彙が貧弱。
語彙が貧弱だから、思考も貧弱。
そうならないことを願う。

素読は苦痛か。

実際は気持ち良いものなのだ。
リズムがあるから。

「人類はコミュニケーションとしての言葉を獲得する以前から歌を歌っていた」
これは私の私説だ。これには確信めいたものがある。
支持してくれる人はあまりいないだろうが。

「人類は言葉を獲得してから、その言葉にメロディーをつけて歌にした」
皆、何となくこれが正しいと思っている。
これって、根拠のない思い込みかもしれませんよ。




プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
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