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前期試験で問われること

一定量の文章を読んで、要約し自分の考えを述べる。

そんな形式の公立高校前期試験問題が多い。
文章を読みながら段落ごとに最重要となる文に傍線を引いておく。こんなことは当たりまえ。段落ごとの要旨をまとめておくのが理想だが、傍線を引いておくだけでも有効だ。傍線部分を見通しただけでも、文章全体での主張が抑えられる。

要約文を作成する時に、ある特定の段落の要旨にとらわれ過ぎる人が時々見受けられる。これには気をつけたい。あくまでも、文章全体で述べられていることを捉えたい。このような作業に慣れていない人は、自分の話題にしたいところだけを取り出してしまう傾向があるようだ。自分に都合のよい「一部分だけ」を話題にしないように。あくまでも筆者の主張全体を捉えたいものだ。

これはトップ校の英文問題や総合問題についても、全く同じことが言える。まあ、当たり前のことなのだが。常に筆者の主張を外さないよう気を付けたい。

次に、自分の考えの述べる時に気を付けたいこと。

それは、何を言っているのか伝わらない文章を書かないこと。

言いたいことは一つに絞ること。これも当たり前。たった600字程度の文章で、複雑な論理を積み重ねたり、フラフラと周りを「言い訳」で固めるような文章を書いても、読者にはほとんど伝わらないということを胆に銘じるべきだ。

もう一つ、書きなれていない人が陥りやすい失敗について記しておこう。それは、主張が一行で終わってしまう、という失敗。つまり、ほとんど説明のないまま、突然結論が降りてくるような文章。これは意外に多い。
君の頭の中にあることは、君にとっては「常識」かもしれない。しかし、読者にとっても常識だとは言えないのだ。読者にとっての常識だったら、そもそもその文章を書く意味がない(というたてまえを取るべきなのだ)。ということは、君が伝えたい君の「常識」は読者にとっては新鮮なのだ。だから、角度を変えて何度も繰り返し主張して初めて伝わるという性質のものなのだ。当然、言いたいことは絞らねばならない。

あれもこれも並べて、マス目を「埋めて」自己満足しているような文章は、もちろん論外だ。しかし、実際はその「論外」文章が意外と多い。だから、今日挙げた注意点に気を付けて書いただけでも、頭ひとつ上に出られるというものだ。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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