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中央中等適性検査Ⅱ対策

中央中等入試の適性検査Ⅱ対策の注意点。

オシャレでお利口な作文を書かないこと。
リーダーとして相応しい、論旨明解な作文を心掛けること。
これは、短い文章を読んで考える問題にしろ、放送を聞いて考える問題にしろ同じだ。

作文の「入り」をもったいぶった形にしないこと。
ストレートに入ること。600字なんてあまりにも短い。だから、言いたいことは一つに絞ること。もったいぶった入りで無駄に原稿用紙を埋めないこと。書きなれていない人は、原稿用紙を埋めただけで安心してしまう。これが一番怖い。言いたいことを900字分くらいに膨らませておいて、600字までに「泣きながら絞る」こと。その姿勢で書こうとしたら、オシャレでもったいぶった入りで無駄に原稿用紙を使うなんてことはできないはずだ。具体例から入るのが分かりやすいのは言うまでもない。お利口な作文を書く傾向のある人は、どうしても話が抽象的になる。何だか難しい話をしているように見えて、実は中身は同じことの繰り返しだったりする。言いたいことを伝えるための「たたみかけ」の為に、様々な言い換えをして繰り返すのなら効果的だが、なんだか前の方で言ってたことが、ほぼ同じ内容で後半部分でまた繰り返されたりして。ぐるぐる回っていて、言いたいことをべったり述べただけ。つまり、深める部分がない。そんな作文がよく見かけられる。
それと、最後の締めの部分も「僕も将来この人のように」系のお利口フィニッシュは不要だ。綺麗にまとめようとすると、それだけでまた数行を「無駄」にすることになる。何故無駄か。だって、その分、言いたいことのたたみかけができないからだ。オシャレな作文に限って、一番言いたいであろう部分がさらっとしている。つまり、入りとフニッシュで無駄に原稿用紙を使ってしまう分、言いたいことが一言になる。それでは何も伝わらない。学校の作文ならばそこそこの評価が貰えるだろうが、中央中等入試ではアウトだ。言いたい部分を深めて、たたみかける作業って結構苦しい。頭を使うから。だから、入りとフニッシュで格好つけて「逃げている」のだ。厄介なのは、書いている本人はそれなりによい出来だと思っていることだ。まあ80点くらいにはなっているかな、なんて自己満足しまくっている。実際は逃げているのに。これに30点の評価のショックを与えるところから指導は始まる。
言いたいことを一つに絞る。その言いたいたった一つのことを読者に伝えるために、600字の一つも無駄にしないで必至に伝えようとしているか。それが問われるのが適性検査Ⅱだ。
言いたいことは伝わらないものだ。自分の頭の中にあることは、自分にとっては当たり前のこと。でも、それを文章を通して相手に伝えうようとすると、これは「なかなか伝わらない」ものなのだ。この当たり前のことに気づいた人だけが高得点を得る。たったひとつのこと(主題)を伝えるために600字を無駄なく使う。それは主題部分をいきなり言葉にしても相手はきょとんとして終わりだからだ。だから、言葉を積み上げてゆく作業がどうしても必要になる。イメージとしては読者を振り返り振り返りしながら、ちゃんとついてきてくれるか確認しながら前に進む感じ。読者が迷わないように慎重に慎重にね。

また書きますね。以上のような準備ナシで挑戦するなんてのは論外ですよ。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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