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適性検査でリーダーの資質をチェック

(中央中等入試の適性検査Ⅰは、四ツ葉学園や太田中学校との共通問題となっています。その点については敢えて触れません。)

そもそも何故、適性検査と呼ぶのか。どうして入試問題という名前にしなかったのか。
勿論、公立中高一貫校が中学入試熱を煽っていると言われたくなかった、というのも一つの理由でしょう。
だから、塾などで試験対策が一見難しい試験問題にする、という意図もあるでしょう。

でも、それは一部の理由でしかないと思います。


適性検査ではある「適性」を本当に検査しているのです。

では、何の適性か。
ズバリ、それはリーダーになる資質です。

厳密に言えば、リーダーを養成している中央中等の指導について行けるだけの資質の有無をチェクしているのです。平成17年度から積み重ねられてきた入試問題の傾向をみればそれは明らかです。

塾人の中にも、中央中等の入試対策はやりようがない、という人が時々います。そんなことはありません。リーダーとしての資質を磨いてから挑戦する人と、そうでない人とでは合格の可能性は大きく違ってきます。資質という語は厳密に言えば生まれながら持っている才能のようなものを指すようですが、まあそれも鍛えようでその表現は変わってくるはずです。意識して対策することで、中央中等入試の答案のできばえは格段に上がるのです。

今日は適性検査Ⅰについてみてみましょう。

一般的には企画立案型と呼ばれている入試問題です。海外の生徒との交流会の企画、運動会の企画、高齢者達との接し方の考察、旗や花壇の設計等々。同級生や下級生達を説得し、具体的に動けるように分かりやすく立案する。場合によっては、何等かの計算を素早くやって友人たちにある方向性を示す。短い時間でタイムテーブルを作成し、予定時間内に計画した場所全てを回れるよにする。
ばりばりと人々を引っ張ってゆく資質をチェックする試験としてはこれ以上のものはないでしょう。適性検査Ⅰは、大量の文章を読みこなし、理解し、計算し、そして分かりやすく伝える表現力が問われています。しかも短時間でまとめねばなりません。

適性検査対策をするときのチェックポイントを一つだけ挙げておきます。
トレーニング途上の児童は、何かを企画するように求められると「〇〇を考える」とか「〇〇を決めておく」などの表現を使ってしまいます。これでは同級生や下級生達は動けませんよね。リーダーとしては失格です。だって、「さあ、皆さん。〇〇について考えましょう。意見はありますか」とか「今日は〇〇を決めます。何か提案はありますか」なんて聞いたって、無駄に時間が過ぎるだけですから。
人が動きやすいように、できるだけ具体的に質問や提案をすべきです。あらかじめ選択肢を考えておいて選ばせる。数名でたたき台となる案を考えておく、等々。誰がいつ何をするのか。何人でなどなど。

まあ、小学生とはいえ、ある程度の「大人度」を試されている、とも言えます。

では、また明日。




プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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