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ギャップを埋める

昨日に引き続き、塾の仕事について。

公立高校後期試験が終わると、新聞に大手塾のコメントが載ります。
例年、コメントはほぼ同じ。

「教科書の範囲を逸脱しない標準的な良問」

当然ですよ。

教育委員会の、それもプロ中のプロが作成する問題です。
全国に公表され批判にもさらされる。
実力者が大きなプレッシャーの中で、しかも誇りを持って作成する問題なんですから良問に決まっています。
私も毎年、良くできているなあと感心させられます。

本当ならば「〇〇年のあの問題は、実は私が作ったんですよ」なんて自慢したくなる人もいるでしょうに。

さて、

では「教科書の範囲を逸脱していない」という良問たち。
私も認めます。

では、それらは教科書を何度も読めば高得点が取れるでしょうか?

取れるわけがありません!

教科書を反復熟読するというのは最低条件ですよ!
つまりスタートライン。

「教科書の範囲内の良問」を確実に解くには、問題集で自分自身を鍛えることがぜひとも必要なのです。

通塾経験のない生徒の中には、こんな当たり前のことも知らない人がいるのです。
中学校の宿題や、中学校で渡されるプリントだけをやっていれば入試問題が解けるのか。

入試はそんなに甘くはありません!
教科書を熟読した後で、公立高校の過去問を解いてみれば良いか。
そんなに単純な話ではありません!

ギャップがあるのです。
「教科書」と「教科書の範囲を逸脱していない入試問題」の間にある大きなギャップ。
このギャップを埋めるには時間と労力が要る。

それを埋めるには順序というものがある。
「教科書」と「教科書の範囲を逸脱していない入試問題」とのギャップを埋める仕事。
それが塾の仕事です。
「教科書を逸脱していない良問」と対峙したときに、確実に得点できるまで塾生を鍛えること。
これが塾の仕事です。

部活でも練習試合の足りないチームは弱い。
実戦経験の不足している部活は勝てない。

塾は入試で勝つために多くの実戦問題を経験させ、塾生を鍛える場です。
塾の指導者もそのために存在しているのです。

プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

合格実績(2012年~2020年までの合計)前橋高校4名、前橋女子高校8名、高崎高校5名、高崎女子高校7名、群馬高専5名、渋川高校20名、渋川女子高校17名、高経附高校3名、前橋育英S4名(中学受験については初年度からの合計で中央中等8名、佐久長聖中8名それぞれ合格、大学受験については、群馬大、埼玉大、茨城大、信州大、新潟大、静岡大、早稲田大、慶応大、津田塾大、東京女子大、明治大、法政大、成城大、東洋大、獨協大等多数合格・詳細は下のホームページからどうぞ)

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