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耕盤

「こうばん」と読みます。

PCで入力しようとしても、候補に出てきませんので、あまり一般的な言葉ではないようです。
電子辞書にも載っていません。

「耕盤」とは、畑などの土中のある一定の深さにできた堅い土の層のことを言います。
板状で地面にほぼ水平にできます。

耕盤ができた畑はどうなるか。

土の中に水平の堅い仕切りができてしまうために、水もそこから下には浸みて行かず、作物の根もそれより下には伸びて行けません。畑の水はけが悪くなり、作物の根も伸びなくなるのですから最悪です。
それだけではありません。
集中豪雨などの際に、耕盤の上の土がそっくり流されてしまうことがあるのです。
水はけがわるく、作物の根が張っていないのでこれも当然です。
一度流された土をもとに戻すことはほとんど不可能です。

そんな耕盤がなぜできるのか。

トラクターなどの大型機械が原因です。
大型機械は大変重いので畑の土を踏み固めてしまうのです。固めてしまった土も大型機械の鍬を使って掘り起こすのですが、その深さにも限界があります。ある一定の深さに、固めたままで掘り起こせない土の層ができてしまうのです。

今日も言いたいことは同じです。

現代の農業。
大型機械に頼らなければほとんど不可能でしょう。
高校入試地理のレベルでは「大型機械の導入により人件費の削減、作業の効率化が図られた」だけでも正解でしょう。
しかし、ものごとには必ずプラス面とマイナス面があるのです。
大型機械のマイナス面はその購入費だけではない、ということを言いたかったのです。
この事実を知った上で、つまり大型機械の功罪両面を十分に把握した上で食糧問題の議論もし、食物を口に入れたいものだと言いたいのです。

さらに言えば、どんな問題においても常にそのプラスマイナス両面に目を向ける視野の広さ、バランス良いスタンスを身につけたいものだ、ということです。
ちょっと立ち止まって考える習慣。
皆が熱狂していても、一歩引いて冷静さを失わない心掛け。

学問を志す人には必須の思考習慣。
指導者も同じ。



プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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