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注入ではなくて共振

教育を、生徒達に知識や技能を「注入」する行為だと勘違いしている人が多いようだ。

いつからそんな間違いが蔓延するようになったのか。

「数学が弱いんで、すこし多めに『入れて』おきましょう」

教育者でも時々そんな言い方をする。
「注入」のイメージが優勢になっているから、そんな言葉が自然に出て来るのだろう。

教育は注入ではない。

共振だ。

卵から孵る寸前の雛。
母鳥が殻の外からつつくと、中から雛が反応して「自らの力」で殻を突いて出て来る。
母鳥の呼び水に雛が答える。
母鳥が大きな穴を開けてやって、そこから脱出してくるのではない。
自分の力で殻を破って出て来る。
太古の昔から鳥たちはそうやって生まれて来ている。

外からの刺激に反応し、あくまでも「自らの力」で動く。
自らの力で学ぶ。
指導者の呼び水に、生徒は反応する。
指導者の周波数に共振して、生徒の中の学びが起動し始める。

人の学びたいという欲求は生得的なものだと思う。
自然に備わっている。
それを「いじり壊す」ことのないようにしたいものだ。
子供達の学びたいという欲求を、信じられなくなっている大人が増えすぎた。


「正しい殻の割り方」に拘る母鳥はいないはずだ。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

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