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『われは草なり』が消えた

光村図書の小学5年生用国語教科書「銀河」から、高見順さんの『われは草なり』が消えた。

残念!

個人的にはとても残念だ。

でも、仕方ないかな。

もともと、補助的な詩の教材なのだと思う。
きっと学校でも、深く扱う先生は少ないのだろう。

実際、小5生が読んでも、実感が湧かない詩かもしれない。

「われは草なり

・・・・・・

伸びられるとき

伸びんとす

伸びられぬ日は伸びぬなり

・・・・」


ああ、いいなあ。
ある程度人生経験を積み、沢山の挫折を味わった人なら「そうだ、そうだ、そうだよね」って自分に言い聞かせながら読むことができる詩だろう。

今、人生に行き詰まっている人だって少し勇気をもらえる。
伸びられる日だけ少しだけ、でも確実に伸びて、あとは焦らない。
まずは今日、確実に少しだけ前に進む。それだけでいい。

高見さんは死と向き合った詩人(作家)だったようだ。

高見さんがこれらの言葉を絞り出すまでに、どれだけ苦悶し、焦り、絶望したことか。

私達は、高見さんの言葉があるから、高見さんよりは少し楽に生きられる。

タレントの高見恭子さんは素晴らしいお父さんの元に生まれたんですね。

是非、全文をお読み頂きたい。現在小6~中3生及びそのご家族の方は小5のときの国語教科書を見つけ出していただければこの詩に出合える。(ただし、光村図書版以外には掲載されていないかと思いますが。)

さて、

この詩と差し替えで今年からの教科書に掲載されている詩は、

北原白秋の『からたちの花』。

あの 「♪ からたちの花が咲いたよ。・・・・・。」 だ。

どうだろう。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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