FC2ブログ

砂地のヒマワリ

園芸用のヒマワリ栽培をしているある農家は、ヒマワリの苗床に砂地を利用しています。

今朝、テレビでやってました。

何故砂地か。

水はけの良過ぎる砂地で育った苗は、生きるために根が長く伸びてたくましくなるのだと。
厳しい環境におかれると、生物は必至に生きようとするのですね。

死んでしまうほど厳しい環境ではいけません。言うまでもないこと。

便利になればなるほど、人間の方がワガママになるので、便利の有難みをあまり感じなくなります。
厳しい環境に身を置くことで、体の中で眠っていたものが呼びさまされます。生物として、生きようとするシステムが起動するのです。

そんな気がします。

必死になる。真剣になる。

私が好きな言葉は「本気になる」です。

ワガママは害毒です。一人のワガママ人間のために社会は多大なる犠牲を払います。便利は良いがワガママはダメ。

荒地にミニトマトの木を見つけたことがありました。鳥が種を運んだのでしょうか。いくつか実がなっていたので、食べてみました。その甘いこと。荒地で見向きもされないミニトマト。荒地だからこそトマトは甘くなる。

本気のトマトは甘みが強い。

最近はトマトを甘くするために、敢えて土に石ころを入れたりしているようですね。

麦踏みというのをやったことがあります。冬の間、麦は地べたに張り付いています。それを踏む。麦を霜から守り、茎を丈夫にするためだということ。最近もやっているのでしょうか。

麦は踏まれて強くなる。

スマホのおかげで試験前でも分からないことは友達に質問できるようです。プロに頼めば丁寧な解説もしてもらえるとか。私だって、塾生の成績を上げるためには努力を惜しみません。でも、それが単なる過保護にならないようには気を付けています。

理科の実験なども、自分でやらなくてもその理想形がいくらでもネットに載っています。自分でやらなくても良い。やったことにしても良い。バイトで忙しい大学生などは、そんな誘惑にかられるのでしょうか。

でもね。

その時に大切なものを失っていることに気づいて欲しい。

大切なものとは。

失敗の経験。

自分でやったときの充実感。

自分で段取りをつけて、自分の手を動かして進めたという自信。

自分の手を動かして考えた経験は体に染みついています。失敗の経験も同じ。頭ではなくて、体。教科書通りには行かないことを体全体で味わうのです。自分の筋肉を使って味わう。鼻は臭いを覚えている。

これは自分だけの宝物です。うまくいってもいかなくても自分だけのもの。だから愛おしい。だから生きている実感が湧く。

これほどの宝物を手に入れるチャンスを失いたくないものです。ワガママ人間は自らそのチャンスを放棄しています。一見要領が良いようで、実際は一番大切なものを失っているのです。

自分でやってみること。頭で考えるようにはゆきませんよ。それが良い。経験とはそういうもの。自分自身で味わった失敗は宝の山です。自分だけの宝ですから。他人に教えてもらった失敗では弱い。

自信って、自分の筋肉を使って、自分の脳みそを使って、たどたどしくても良いから自分の足で歩いた時「のみ」手に入れられるものなのです。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

最新記事
齊藤塾へのお問い合わせ
齊藤塾ホームページ
月別アーカイブ
カテゴリ
QRコード
QR
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
最新コメント