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入試問題研究Ⅱ

今日は1人入塾が決まりました。有難うございます。

また昨日に続き、入塾テストの予約も頂きました。有難うございます。

そういう時期ですね。

齊藤塾は各学年の定員が少ないので、ご希望の方はお早目にお願いします。学年によっては満席が近くなってきています。遠方からの通塾生の割合が高く、共働きのご家庭も多いのでフリー通塾制、時間割自由変更制を取っています。塾生数が多くなると、時間割変更の自由度が少なくなってきてしまうのです。自立型学習塾は演習時間の確保がどうしても必要です。

今日は今年の公立高校後期試験の国語について考えます。

説明文については、段落ごとに要点を確認しながら読み進めるよう指導してきました。ただ、ここのところ主題の理解を問うような重い選択肢問題がなく、その代りに「筆者の考えに基づいて」自分の考えを展開するという作文問題との融合問題になってきています。どうなんでしょうねえ。とにかく「書かせたい」という出題者の意図がうかがえます。これは社会の記述問題にも言えることですが、書く意欲さえあればそこそこ解けるというレベルの問題にしてある感じがしますよね。「書かせる問題を増やせ」という上(?)からの指示でもあるのでしょうか。完璧な答えが書けないから白紙で出す、という受験生が多かったのは事実です。彼等の手を動かしてとにかく「書く」という行動をとらせたいということなのでしょうか。それくらいPISAでの白紙答案の多さは衝撃だったのでしょうかね。記述問題での白紙答案はあまりにも目立ちます。気持ちは分かりますね。

第2問の心の変化を記述する問題も同じですよね。書く気持ちさえあれば何とか書ける。頑張れば、満点は無理でもそこそこ点は取れる。そんな問題です。同じ意図が感じられる設問ですね。それ以外の設問は素直に読んで、引っ張ってくる部分が見つかれば答えをまとめるのは難しくはなかったかと思います。「答えは本文にちゃんと書いてある」という法則通りですね。漢文は単純な知識を聞いた後の最後の問題で「何れの処ぞ」の気持ちが捉えられたかですよね。漢詩ではありがちな話しではありますが。

漢字は簡単でした。書き順問題も習字問題もなくて、最後は連絡事項の伝え方問題。時代を象徴するような問題でした。他県で始まっている「聞き取り問題」への移行準備かと思える問題ですね。人に伝えるべきことと自分が理解すれば良いだけのことの仕分け。

理科や社会の問題にも言えますし、大学受験の英語などにも言えることですが、大量の情報をいかに的確に処理できるかを聞く、という傾向は強まっているような気がします。日本社会の要請なんでしょうね。単に知識を流し込めば答案になるという問題で少しの点をあげて、残りはあまり難しくない問題を大量に出題して短時間で「処理」をさせる。そのスピードと正確さを見たいということでしょうね。

まさに時代の象徴。好むと好まざるとに関わらずこの傾向は強まるような気がします。

それはそうと、この問題で優秀な生徒がひしめくトップ校受験生の間で差がついたのでしょうか。ミスは許されませんよね。同じことは他の教科にも言えます。短い時間で正確に処理した人が勝ちます。どこかで止まったり、ミスを重ねたりした人は脱落です。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
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