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パワーコンテスト



柿の葉の紅葉は、綺麗なのか不気味なのか。

さて、高高の話題はお休みして、今日は軽めに。

でも、とても大切な話。
それは、パワーコンテストについて。

母親と子供とのパワー比べ。

「受験生だったらもう少し勉強したら」って母親が言う。
「ウルサイなあ。ちゃんとやってるよ。いいから黙っていてよ」と子供が言う。
「黙っていたら全然やらないじゃないのよ」と母親。
「『全然』とはなんだよ。今日だってこんなにやったんだよ。どこ見てるんだよ」と子供。
「そんなのやったうちに入らないでしょ。あんた受験生なんだよ」
「いいから黙っていてよ。やるからさあ」
「やってないから今言っているんじゃあないの」

・・・・・・・

どこにでも見られる光景。

途中からはパワーコンテストになっている。つまり、ただの喧嘩。
喧嘩は始めたら勝たねばならない。お互いにそう思っている。だから、どちらかが屈するまで続く。「自分の正しさを証明するため」だけに意地の張り合いで喧嘩は続く。

延々と続く。ただ勝つためだけの目的で。

受験というデリケートなものに対峙してお互いナーバスになっている。そんな時にはちょっとした言い回しが気にくわなくて口喧嘩に発展する。

どちらの「主張」が正当性を証明できたとしても、あるいは相手を屈服させることで自分の正しさを「納得」させることができたとしても、そのことに意味はない。お互い後味も悪い。

全くの不毛。

では、どうしたら良いのか。

母親が受験と子供の間に入って、受験の厳しさの「伝達者」になっているからいけない。
受験が厳しいのは母親の態度とは無関係だ。母親の言葉づかいとも無関係だ。母親の声掛けのタイミングとも無関係だ。
遊んでばかりいたら入試で失敗して苦しい思いをする、という事実は母親が子供に伝えようと伝えまいとそのまま存在する。

だから、母親は受験と子供の「間」には入らないこと。

震え上がるほど大きな「受験」というモンスターを前にして、母親と子供は横にならんで一緒に戦う仲間だ。実際に戦う戦士が子供、横や後ろから武器や食料の調達を任されているのが母親だ。両者は同じ方向を向いて同じ敵と戦おうとしている。

戦士であるところの子供は、モンスターを「じかに」肌で感じることが欠かせない。その大きさを母親の説明によって知るのではなくじかに感じること。そして考えること。母親を介してではなくて直接感じること。

震えていた子供が目を見開いて立ち上がるまで、母親はサポートし続けること。信じてサポートする。

「そんな武器じゃなくてこっちを使ったらどう」などと言われると戦士には迷いが生じる。あくまでも任せる。自分で対峙せねば戦いモードにはなれない。横からごちゃごちゃ言われると戦いに集中できない。自分で対峙することで、戦略も戦術も自分で考えようという姿勢ができてくる。

技術的なことは塾がやる。

プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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