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働く母の背中

先日、あるデザイナーがご自身の子育ての経験をラジオで語っていた。

母親でもあるデザイナーは、家事に仕事にと毎日多忙な生活を送っていたという。

彼女にはポリシーがあった。
娘さんを育てる上でのポリシー。

それは、生き生きと仕事をしている自分自身の「背中」を見せること。
それだけが子育てのポリシー。

母の働くその背中を見せる子育て。

お母さんは、娘さんが身の回りのことができるようになってからは、娘さんのやることについては口出ししなかったという。、一切細かいことを言わない子育て。
でも大きな存在感を感じさせるお母さん。お母さんが生き生きと働くその背中を常に憧れを持って見続けた娘さん。
お母さんは娘さんに言ったという。
「あなたはあなたの好きなことをしててね。私は私でやりたいことがあるから、やっているわ。用があったら呼んでね」
お互いに自分のやりたいことに没頭している母と娘。

実は、娘さんもその番組に出演していた。
現在20代になっている娘さん。

お母さんの子育てについてどうでしたか、の質問に答えて。

「いやー、実に楽でしたね。自由にさせてもらったので。お母さんのことは当時も好きだったし、今も大好きです。」

これ以上、何を求めよう。

お互いにラクな親子関係。

母親もその背中で語れるようだ。



お母さん達が振り返り、お子さん達と真正面から向き合うようになってから、どうも親子関係は難しくなったようだ。
対峙する親子。緊張関係親子。チェックする人とされる人という関係。

お母さんが「自分の」ことに真剣にそして生き生きと取り組むその背中。
これ以上の教育があるだろうか。他人ではない。自分の母親が、生き生きと自身の仕事に打ち込んでいるその姿以上に子供の心に染み渡る教育ってあるだろうか。ひとりしかいない母親が誰よりも生き生きとしている。自慢の母親。

言葉ではない。その姿。

言葉で子供を変えようとしてはうまく行かずに、毎日イライラしている母親もいる
かたや、背中で語る母親。
子供の将来に期待している点では同じ。
どちらも子供には幸せになって欲しいと心の底から願っている。


私のささやかな経験から言えること。
優秀なお子さんをお持ちのお母さん。
その中で、お子さんの勉強について細かいことを言うお母さんは皆無だった。
これは私が長年見てきた「事実」。
トップ校に合格したお子さんのお母さんで、お子さんをいつもハラハラして見ていて、一つ一つ口出しをするお母さんなどいなかった。
お子さんを信じて見守っていた。

「そのようなお宅は、お子さんが優秀だから何も言う必要がないのよ。うちの子だって、もうちょっと結果を出してくれれば言う必要がなくなるのに。私だって、言いたくて言ってるわけではないのだから」
そんな声が聞こえて来そうです。

今日はこれ以上繰り返しません。私の知っている事実を述べた。

私の母親も、うるさいことを一切言わなかった。ラクだった。好きなことに没頭させてくれた。おかげで今の私があると思っている。


プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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