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多忙の中での勉強

今の時期は中間テストと期末テストの間のためだろうか、様々な行事に「利用」されているようだ。

文化祭、修学旅行、高原学校、などなど。5月の最初はゴールデンウィークだったかと思うのだが、やっと落ち着いて勉強できるかと思うと何やらいろいろな行事が目白押しだ。密度が濃い生活のように見えることろが落とし穴だ。行事の合間に勉強するのではなく、勉強がメインの生活ってどこかにないものだろうか。

一か月くらい勉強だけに真剣に向きあう期間、そんな期間があってもよいとは思いませんか?

これが質問として成立するくらい、生徒達は多忙だ。どうも、多忙な中でも勉強する時間を作ることができるかが試されているようだ。まあ、大人達の生活を見ればそれもうなずける。大人達だってゆっくり人生に悩んでなんかいられないほど多忙だ。多忙が極まって心の病にでもならないと「ゆっくり悩む」時間もとれないようだ。なんという皮肉。

生徒達には夏休みがあるだろう、とよく言われるが。夏休みほど多忙なものはない。

中3を例にとってみても、7月中は部活やその応援に明け暮れ、部活が終了したかと思うと、駅伝の練習が始まる。駅伝選手に選ばれそうもない生徒に補習を計画すると、なんと駅伝のマネージャーに抜擢されたりする。駅伝は夏休みの早朝だけだから、昼間は勉強に使えるかと思うと、ほぼ毎週のように高校見学が入る。高校見学の日はぼぼ一日それで潰れる。「潰れる」という表現は不適切かもしれないが、なんとか偏差値を上げようと対策を練っている私とすると、「指導日として期待できない日」となる。

お盆が過ぎて一週間もすると、早い学校では二学期になる。二学期初めには、炎天下の中で体育祭が行われる。そして、学期初めの実力テスト。学校の先生は「夏休みの成果が試される実力テストだ」などと言う。多忙に駆け抜けた夏休みを振り返っても、どの頑張りが成果に結びつくのかイメージできない生徒も多いだろう。中3生は最低でも、9月か10月の校内実力テストのどちらかで結果が出ていなければ、11月の三者面談では志望校を下げる話題が出てしまう。

夏休みにできなかった分を二学期に取り戻そうとしても、10月は文化祭の準備に追われる。駅伝が無関係の生徒でも、体育祭と文化祭には参加することになる。また、二学期で注意して欲しいのは、三連休の多さだ。祝日や振り替え休日、先生の研修日等で二学期は毎週のように三連休になる。連休と行事の合間に学校での勉強が進んでゆく。だから齊藤塾では三連休は通塾日にあてている。連休を指導日と考えれば十分な時間がとれるともいえる。連休中は学校の授業が進まない分、塾の指導が充実する。塾長ひとりの塾の強み。まあ、従業員のいる塾だったら労働争議が起きるかもしれないが。

生徒の多忙を文句を言っても仕方がない。決められた枠の中で結果を出すのが私の仕事。去年の二学期最初の実力テストでは各学校の学年1位~3位が合計9名出たのは自慢できると思う。我ながら良い仕事ができたと思う。自由通塾の強みで、生徒が通塾できる日に十分に対応した成果だと自負している。結果の9割以上は生徒自身の努力によることは言うまでもない。

多忙の中でも、時間を作って通塾してくれる生徒がいるから成果も出るというもの。変則的な通塾でも十分な学習時間を確保するコツがつかめたつもりだ。

私も生徒達がこれほど多忙でよいとは決して思っていない。
思春期にはもっと自分と向き合う時間をつくって欲しいと心から願っている。

多忙にすることそれ自体に意味があると考える大人がいるのでは、と疑ってもいる。
ただ、何をいってもしかたない。現実を受けとめて、塾は塾としての仕事を粛々と進める。
偏差値を上げること、通知表を上げること、志望校に合格させること。
それが塾の仕事だから、その結果を出して初めて社会貢献したことになる。

愚痴と自慢と達観の入り混じった今日のひとりごとでした。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

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