難問の構造と習慣

基本問題を二つ組み合わせると難問になる。
三つ組み合わせると超難問になる。

難問の解説を理解できる生徒は二つの基本問題をあらかじめ理解できている人だ。
超難問を理解できる生徒は三つの基本問題を理解できている人だ。

図形の証明問題。

補助線を一本引いて解く問題はそこそこ難しい。
二本引いて解く問題はかなり難しい。

要素が複数になっただけで、問題の難易度は格段に上がるものだ。

高崎高校の前期試験。
よく練られた良問だと思う。出題者の意欲の表れともいえるだろう。
複数の要素を組み合わせて作られた難問だ。
各教科の知識だけでなく、それらを「柔軟に組み合わせる」力が試されている。総合問題が厄介なのは、出題内容の予想が出来ないこと。教科学習だけではなく、日ごろから新聞なども読む習慣をつけ時事問題に関心を持つ癖をつけておく必要がある。

日ごろニュースなどを見るときに、「もしこの話題で出題されたら自分はどのような解答をしようか」とすぐにイメージする癖をつけるだけでも良いトレーニングになる。その習慣の積み重ねが大きな力になる。

小論文、作文形式の問題についても同じ。

何かの話題が出たときに、このテーマで文章を書くとしたらどういう論点で書こうかとちょっとイメージするだけでもよい。そういう癖をつけること。それが公立高校の作文や中央中等の適性検査試験の対策にもなる。

地理が苦手な生徒は次のことを試して欲しい。

見えるところに地図を置いておく。
ニュースでとりあげられた地名をすぐに地図で探してみる。それだけで、地図に親しむことができる。また、そこが大切な場所のような感覚にもなる。日本でも世界でもその場所で人が生きているのだ。想像力を掻き立てられる。

どんな教科についても同じだが、一旦立ち止まって自分の頭で整理してみる。その話題を「大切に扱ってみる」といってもよいだろうか。
それだけで、見え方が違ってくる。

補助線を一本引くだけで図形の見え方が異なってくるように、立ち止まってその話題を大切にする視点を持つだけで、ものの見え方が変わってくる。
その習慣が高高の前期試験や中央中等の適性検査試験で、他の人よりも頭一つ出る解答が書ける下地になる。優秀な生徒が競う試験でも、きらっと光り採点者の目に留まる解答が書ける土台作りになる。



「猛省」! 前高

前高1年生のお母さんからコメントを頂きました。感謝いたします。

前高は「猛省」だそうです。

東大文系志望の学生が地方国立大学医学部に志望校変更したのではなく、「東大に受からなかった」のだそうです。前高自身が認めている。確かに、前高の国立大学医学部(医学科)合格者数が増えているわけではないのですね。他校と比較すれば多いのですが。

私も再反省です。調査不足でした。今度は前高が「東大ショック」になったということで決着です。

それにしても、前高生にもスマホ利用についての指導をせねばならない時代になったようですね。朝学習まで半強制せねばならないほど追い詰められていきた前高です。もうなりふり構っていられない。生徒の自主性などという「理想」を追っていては結果に結びつかない。

私が日々唱えている「自立」とは真逆な指導傾向が王者前高にまで及んできたかと思うと、コメントのしようがありません。悪い夢でも見ているのでしょうか。世の現実を見据える勇気を持てるまでしばらく時間を頂きたい気持ちです。

高高のように、生徒と先生が一つになって目標を見据えて戦い続けなければ結果は出ないようですね。

コメント有難うございました。このブログの読者と情報を共有したいと思います。

大学生の朝食を「大学PTA」の母親たちが世話焼く時代ですからね。何とも言えません。


話題は変わって。

今朝、近所の小学校の近くで熊の目撃情報がありました。
住宅も比較的多い地域ですので心配です。
小学校はもちろん集団下校となりました。

実は猿も多く目撃されているのです。
山に餌がないのでしょうか。

熊といえば吾妻渓谷で「クマの茶屋」を経営していた人は齊藤塾から歩いて5分のところの人でした。

吾妻渓谷にある「日本一短いトンネル」も最近話題になっていますよね。そのトンネルをくぐって何人かの生徒が通塾してくれています。

前高が求めている生徒

以前に、塾団体のメンバーとして前橋高校を訪問し、お話しを伺う機会がありました。

当時の校長先生がおっしゃっていた前高が求めている生徒は「伸びしろの大きい生徒」でした。
塾でへとへとになるまで勉強させられてやっと合格したような生徒ではなく、余裕で入学して来るような生徒が欲しいとも。伸びきったゴムのような生徒ではなく、まだまだ鍛えれば伸びる生徒が欲しいと。

きっと、前高で鍛えようにも高校受験に疲れ果てて気力もなくなっている生徒がいたのでしょうね。

校長先生がおっしゃりたいことは良く分かるのですが。
では、塾としてはどうすれば良いのか。

短時間の学習で偏差値を上げられる生徒。飲み込みの早い生徒。学校の授業だけでほとんどを理解できる生徒。塾に通わなくても前高に合格できるくらい地力のある生徒。そんな生徒がどのくらいいるものなのか。

地力のある生徒を無理なく鍛えて余力を持った状態で前高に合格させる。そうすれば良いのでしょうかね。

齊藤塾から前高、高高に合格した生徒の大半は業者テストでもかなり上位をキープしていました。1桁順位から20番辺りをつねにキープできている生徒が多かったのですが、それでも「余裕」があったかと言えば何とも言えません。受験生は皆不安ですよ。学校の実力テストで480点前後を取っていた生徒達も不安そうでしたから。
合格発表当日、自分の受験番号を確認して、直後に電話してきた彼等の声は聞いたことないほどハイでしたね。当たり前ですよね。

中学生は鍛えれば鍛えるほど強くなります。そして、強くなるに従って伸びしろもさらに大きくなります。さらに鍛えてさらに伸びしろを大きくする。伸びしろとはもともと備わっているものではなく、鍛えて広げるものだ。そう思います。

前高の授業に余裕でついてゆけるくらいに大きな伸びしろを作るべく、今日も齊藤塾では生徒を鍛えました。

齊藤塾ではもうすぐ塾内テスト。春期講習の成果が試されます。さて、塾生の伸びしろは広がったか。

前橋高校前期試験では部活についての質問が多い!合格者は語る。

もう終わった試験とはいえ、やはり前期試験については皆さん関心が高いですね。

今日は前橋高校前期試験の話題。
前橋高校前期試験合格者達から聞いた話です。(個人が特定されるとまずいので、その合格者達が今年の受験生なのか否か、齊藤塾の塾生なのか否かは敢えて伏せます。前期合格者の体験談等の資料は塾生以外からも集めています。)


前高前期試験の面接では部活についての質問が大半を占めることがあります。
ある受験生など7割近くが部活の質問だったということです。

具体的には、所属していた部活名の確認、昨年の大会での成績、レギュラーか否か、ポジションはどこかなどです

つまり、前高側としてはかなり詳細に聞きたいということですね。もっと言ってしまえば、入学後のその生徒の部活での活躍をイメージしながら質問している、とも取れる面接といえないでしょうか。

それと、時間の使い方に関する質問も多いのが特徴です。限られた勉強時間に集中して学習できるタイプか否かのチェックですね。大半の生徒が部活(それも運動部)に所属し多くの部活で結果を出し、なおかつ有名大学に進学する前高ですから、忙しい前高生活に耐えられるか否かのチェックがなされているのではないでしょうか。

簡単に言えば、勉強と部活の両方で結果が出せる生徒を前高は欲しがっている、ということ。
「何とも欲張りな」と言いたいところですが、これには前高の事情もあるのでしょうね。各方面で活躍しているOB達の厳しい目を常に意識しながら、そして部活でも高高に負けるわけには行かないという事情。高高というライバル校を先生方もOB達も常に意識している。前高と高高だけが背負っているプレッシャーだとも言えますね。勉強でも部活でも結果を出して当たり前で、それでやっとOB達も評価してくれるという厳しい環境。高高にも勝たなければ許されない。だからこそ全国的にもトップ校であり続けることができるのですね。

齊藤塾塾生の保護者から「部活に入っていると前期試験に有利か」とよく質問を受けます。上記の面接の内容を見れば、明らかに「部活で活躍した」人は有利だと言えます。ただ、気をつけて欲しいのは部活に入っているだけでは何のプラス要因にもならないということです。活躍したことが条件です。普通「活躍」と言えば県大会上位以上の成績を残すことを意味します。まあ、当たりまえですよね。これは、高崎高校の説明会でも強調されていました。

前期試験で有利になるために部活や生徒会役員をするのが得策か分かりませんが、結果を出せば明らかに有利になる、ということでしょうか。何ともあたりまえの結論ですみません。

前期試験合格者達の通知表には5が並んでいることは言うまでもありません。5教科以外でも綺麗に5が並ぶのが特徴かもしれません。
中学校での日々の学習を大切に出来る生徒だけが、前期試験合格者の候補に入れるということですね。
これまた当たり前の結論。

総合問題で高得点をとることも勿論必要です。

どうでしょう。

前高も高高も前期試験合格者は入学後の成績も良く、大学入試の結果も良いということです。うなずけます。



前高、高高に合格する人の習慣

前高、高高に合格する生徒には特徴的な習慣がある。

それは、日々の中学校の学習を大切にしているということだ。

つまり、その日に学習したことをその日のうちに自分のものにしているということだ。
彼等には、「普通」のことを毎日毎日サボることなく続ける「習慣力」がある。普通のことを徹底的に極めること。当たりまえのことを今日も積み重ねること。今日、中学校で習ったことを今日中に復習して到達しておくこと。「いつか、そのうちにまとめて復習しよう」などと少しも考えないこと。彼等はその「いつか」が永遠にやってこないことが体で分かっているのだ。

だから、強い。

これは、昔から誰でも知っている「学習の王道」だ。
普通のことを毎日続けることは普通の生徒にはできない。だから、彼等だけ前高、高高に受かる。

「学習の王道」を習慣にしてしまっている人は強い。この毎日の積み重ねを苦もなく続けている人には、後からどんなに努力しても誰も追いつけるはずがない。

この塾に入れば前高、高高に受かる。
この××学習法でトレーニングすれば必ず前高、高高に受かる。
このプリントは○○先生が開発した秘密のプリントだから必ず成績が上がり前高、高高に受かる。

ちまたにはこのような情報が溢れている。
一言で言えば「楽な道があるのですよ」という誘惑。

大人も同じ。
これを飲めば「必ず痩せる」。
この株を買えば「必ず儲かる」。
この薬なら「必ずこの病気が治る」。
どこかに楽な道があり、要領の良い人はそれを知っているのではないか、という不安を煽る誘惑。

そんな情報に振り回されてお金を無駄にする人の如何に多いことか。
その情報に振り回されて「楽な道はやっぱりなかった」と気づくまでに無駄に時間を費やす人の如何に多いことか。無駄に費やした時間は二度と戻らない。楽な道を求めた結果、二度と戻らない時間を失う。

前高、高高に合格する生徒は遠回りを絶対にしない。今日の学習内容を今日中に身につけ、明日も身につけ、明後日も身につけ、という毎日を積み重ねている。決して時間を無駄に使っていない。だから、彼等はスポーツもできる。
××学習法などには見向きもせずに、学校の授業をよく聞き、ノートをきちんととり、復習し、問題を大量に解いている。彼等はそれが一番のちかみちだということを体で知っている。だから、強い。
毎日毎日この積み重ねをしている人に、後から××学習法で短期間に追いつくことは絶対に不可能だ。

中学校の先生が今日教えてくれたことを今日中に徹底的に自分のものにすること。
それが前高、高高合格へのちかみちだ。そして唯一の道だ。

齊藤塾では今日、君が中学校で習ったことを大切にしている。今日の君がすべきことを最優先にして指導している。

それが前高、高高合格への唯一の道だということを私が知っているから。





プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

齊藤塾合格実績・・・前高、前女、高高、高女、高専、渋高、渋女、高経附、佐久長聖中、中央中等、樹徳中、埼玉大、新潟大、群馬大、静岡大、高等工科他

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