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ありきたりの参考書

本日1名授業見学。

ありがとうございました。

定員になり次第締め切ります。


大学入試共通テストの出願が始まりましたね。
マークシート試験とはいいながら、センター試験とは違ってきますね。


さて、今日は「名著」の話。





ある受験生。

名著と評判の参考書を求めて、地元の書店へと出かけた。
入試傾向を踏まえ、テクニックを網羅し、且つコンパクトにまとめてある受験生にとってバイブルのような参考書。
毎年のように改訂が繰り返され、常に内容が更新されているというクオリティの高い参考書。

しかし、名著は売り切れていた。
既に秋になっていたのだ。

当時、注文しても最低でも2週間は待たねばならず、それだけ待っても確実に入手できるとは限らなかった。

元より参考書情報に詳しくなかった彼は入手を簡単に諦めた。
代わりに、大量に売れ残っているどこにでもある参考書を購入して帰った。

誰でも知っている大手出版社発行の「標準的過ぎる」参考書。

参考書などに迷っている時間はなかったのだ。

その日から、彼は、

「標準的過ぎる」参考書を盲目的に1問1問と解いていった。
受験情報に詳しくないので、信じるしかなかったのだ。
目の前にある参考書にすがりつくしか。

1周、2周、3周・・・。

他の参考書には目もくれず。
そのかわり、その参考書については暗唱できるくらいに「すがった」。

結果。

入試ではなんと95%の得点率となった。
勿論合格。

理想的な入試対策を実践したのだから当然の結果とも言えるが。



あの時、お目当ての名著が入手できていたらどうなっていたろう。

「数学は暗記だ!」と言うけれど

私達が学んでいる数学は、歴史上表れた天才達がその人生をかけて作り上げた知恵のエッセンスです。
当然のことながら、我々凡人が「自分で」考えついたり、理論を構築することなどほとんど不可能です。

だから、

まずは、「学ぶこと」が先に来ます。
当たり前ですね。
まず、何とかして理解すること。
ゼロも、マイナスも、そして複素数も、最初に紹介された時には、周りの学者達にもなかなか受け入れてもらえませんでした。
しかし、多くの先人達は理解しようと努力し、その「威力」に感動し、圧倒されて、世代を超えて私達に伝えてくれています。
古いものではなんと2000年にも渡って次から次の世代へと。
凄いことですよね。

どの理論や概念も、人類史に初めて登場した時にはさまざまな混乱や抵抗があったものなのです。
私達がその人生で初めて出会った際にに戸惑うのは無理もないのです。

だから、私達も戸惑いつつも、苦労して理解しようと努力すること。

「感動」はずっと後になってからかもしれません。
そして、理解したら覚えること。
問題を解きながら反復理解しつつ、頭に刻み込むこと。

特に、数学の場合には「手を使って」学ぶことが求められます。
問題を解くことを抜きにして学ぶことは不可能。
それが数学なのです。
恐らく他の教科よりも努力が要るのです。
本当に分かるまでには、苦労する教科なのです。
でも、その分、分かったときの感動も大きい。
できるようになった時の充実感は計り知れない。
苦労した分、得られる果実も大きい訳ですね。

それから、

最初から全てを分からなくてもとりあえず前に進んでみよう、という割り切りも求められます。
初めて出会った時に全てが完璧に分かるほど、簡単な教科ではありません。
確かに理屈を積み上げる学問ですから、曖昧な理解は許されません。
かといって、初めからスッキリ全てが分かるほど簡単な教科でもない。
一見矛盾するようですが「とりあえず前に進んでおこう」という態度も時には必要です。
「漆塗り」何度目かで「おお、なるほどそうだったのか」と感動することも珍しくありません。
何度もオイシイ科目かもしれませんね。

学習はスポーツに似ています。
脳は筋肉に似ています。
鍛えるには努力が要ります。
特に数学は。
でも、努力lに見合った、あるいはそれ以上の見返りがあるのです。
その「見返り」も20年後かもしれませんが。

思考は、困難を乗り越える時にだけ、起動する。
脳を鍛える場を提供してくれる数学。
受験に使わない文系の人にも良い刺激になりますね。

さて、

4連休の戦いも3日目終了です。
高校生は中間テスト直前ですね。

勉強が思うように進まない人の特徴

勉強が思うように進まない人は、

生活が乱れています!

食事や睡眠をはじめとする生活のリズムが乱れています。

それは個性ではありません。

怠惰です。

弱さです。

甘えです。

怠惰、弱さ、甘えを打破するには、決断すること。
無理やり動くこと。

それはスモールステップでよいのです。
(再三、私が強調していることですね。)

ポイントは朝のスタートにあります。

外科医は午前中に手術をします。
朝の集中力は夜の何倍もありますよ。

吾妻から進学高校に通う生徒達は通学というハンディキャップがあります。
通学をハンディキャップとして自覚すること。

朝の大切な時間を通学にとられてしまう。
単なる「移動」の時間に振り向けざるを得ない。

これをハンディキャップとして常に認識すること。

そして、このハンディキャップをできるだけ少なくすることを意識すること。

まずは、食事と睡眠から生活のリズムをつくってゆくこと。

やってみた人は分かります。

だから、無理やりやれって言っているのです。
スモールステップで良いのですから。

就寝時刻の遅い人はそれだけでアウトです。
次の日の朝が、

睡眠不足で働かない頭でスタートするのですから。

この毎日の積み重ねは深刻です。

でも、

何故か自然に淡々と、そしてもともとこのリズム生活ができる人がいるのですね。

不思議です。

勿論、最強です!

「見通し」の良い解答

入試問題には解答時間が設定されています。

大学入試でも1科目2時間半を超えるものはほとんどありません。

考えようによっては、「特殊な」「限定された能力を問う」試験といえます。

限られた時間内で、ある程度準備できる範囲で出題された問題を解く。

2日かけて解く、

とか、

グループで議論して解く、

でもない。

勿論、こういう試験で評価できる能力は限られています。

しかし、その「限られた能力を問う試験」で人生の方向性が大きくきまる、というのも事実。

私達塾人が伸ばそうとしているのも、この限られた能力なんです。

実は、もっと多様な面で塾生と関わりたいという気持ちもありますが、現実的に無理。



時間内で正解を導き出すにはどうしたらよいか。

「解答を導くプロセスを見通す力」

を伸ばすこと、です。

見通しの良い解答には無題がない。

見通しの悪い解答はぐちゃぐちゃしている。



では、その見通し力を如何に養うか。


良問を沢山解く、のは当然ですが。

日頃から解答した後で本質的な部分について「考えを深めておく」こと。

東大理科Ⅲ類に合格できるのは、この習慣がついている人達です。


「・・・ということはこういう場合はどうなんだ?」
「・・・去年解いたあの問題との関連はどうなんだ?」
「この発想って物理でもやったよな」


こういった習慣づけによって、解答への見通しが良くなり、すうっとプロセスが浮き上がって見えてきます。

失敗の山は力


一つ失敗すると、一つ強くなる。

勿論、深く反省した場合だけです。
同じ失敗を繰り返してはダメです。

「負けに不思議の負け無し」ですから。

演習問題をスラスラと解く人。
沢山の問題を解き、多くの困難を経験し、一つ一つを乗り越えた証として「スラスラ」があるのです。

塾生達を見ていて、日々再確認させられることです。

「できる」人は沢山の演習問題を解いています。
その過程で、沢山の失敗を経験している。
演習時間も演習問題の量も圧倒的に多い。

齊藤塾のような自立型学習塾は「必要時間、必要量」を教える所です。
子供はどうしても物事を軽く考えがちです。
これは、子供の特権ではありますが、それでは強くなれない。
必要量を提示し、体感させ、ショックを与える。
私の仕事。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

【遠方の方も吾妻線を利用して、土日、祝日中心に通っている塾です。長時間の個別演習形式で鍛えて結果を出しています。お気軽にお問い合わせください。】

合格実績(2012年~2020年までの合計)前橋高校4名、前橋女子高校8名、高崎高校5名、高崎女子高校7名、群馬高専5名、渋川高校20名、渋川女子高校17名、高経附高校3名、前橋育英S4名(中学受験については初年度からの合計で中央中等8名、佐久長聖中8名それぞれ合格、大学受験については、群馬大、埼玉大、茨城大、信州大、新潟大、静岡大、早稲田大、慶応大、津田塾大、東京女子大、明治大、法政大、成城大、東洋大、獨協大等多数合格・詳細は下のホームページからどうぞ)

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