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議論のない国

議論のない国に育つと、子供達に批判的スタンスは育ちません。

「正しい答え」が暗に示されている雰囲気の中で、それに抗って何等かの主張をする勇気は、日本人には求められていないのでしょう。仲間と議論を積み重ねる中で、自らの主張の甘さを指摘されたり、自分一人では気づけなかったであろう視点にハッとされられる快感を経験することなく大人になるなんて、不幸です。

さて、

一つだけ話題を振ってから寝ます。

世界がコロナウィルスの恐怖に晒される前は、もっぱらアメリカとイランとの関係悪化に懸念を表していました。
勿論、日本も。

原油の大半を中東に依存している日本。
中東の平和は日本の経済にとって死活問題とも言えます。
ホルムズ海峡やマラッカ海峡のようなデリケートな地域を経由せずとも、安定的に原油を手に入れたい。
長きにわたって、日本はそれを模索してきたのではないでしょうか。

ところが、

何十年と模索し続けてきたはずのこの問題。
未だに、中東の原油に依存しまくっているのが日本の現状です。

何故か、何故か、何故変えようとしないのか。
いや、変えようとしているけれども乗り越えられない問題が存在するのか。

・・・・というような話は全くなくて、相変わらず「中東だけに石油を依存するのは問題だ」を繰り返している。
あたかも今日気づいたかのように。

それは、何故か・・・何故か。

覚悟

本日、お問い合わせを頂きました。

ありがとうございます。
少数精鋭塾ですので、お早目に。


本は10回読め、という人がいる。

1回読んだのでは読んだことにはならない。
何度も読み返すことで、それまでの読み方では気づかなかった点に気づくことが多い。
だから、何度も読み返す。

それでは他の本が読めないではないか。
そうかもしれない。
しかし、繰り返して読まなければその1冊も読んだことにならない。
つまり、ゼロ。

中途半端に何冊も読むのと、1冊を咀嚼するのとどちらが良いか。
1冊の本が完成するまで、その著者がどのくらいのたうちまわったことか。
何度も何度も書き直して、ようやく世に出せるまでになったもの。
中途半端な読み方で、著者が伝えたかった本質を見誤りたくないものだ。

そういえば、塾のワークも同じ。

人類の到達した学問のエッセンス。
それが効率よく身につくように苦労に苦労を重ねて教材として完成している。
中途半端な使い方はしたくないものだ。
10回反復して欲しい。
それが自分にとっての「常識」になるまで。

翻訳家への道

翻訳家になるには、トラック1台分の原書と10年の下積みが必要だということです。

勿論、それなりの大学で修行した後での話です。

「トラック1台分」とはわかりやすい表現です。

決して甘いものではない。

長い長い修行の積み重ねが求められるのです。

素人がちょっとの憧れ程度で目指せるものではないのですね。

この話。

翻訳家に限りません。

プロと言える仕事全てに言えることです。

その道にそこそこの才能ある人が、他の全ての道を捨てて打ち込んでこそ可能性が開けるというもの。

はやっていいるから。
お金になりそうだから。
人が勧めてくれたから。

そんな軽い動機で、プロになるための修行をスタートしてはいけません。

「経験ってどうやったら積めるのですか」
とか、
「失敗を沢山するにはどうしたらよいのですが」
などと聞いてくる人は、全てのことに正しい道がある、という固定観念にとらわれている人だろう。

とにかくやってみる。それだけだ。

一つ動いてみる。それだけで「見え方」が全く変わってくる問題は沢山ある。
数学の問題に限らない。様々な「問題と呼べるもの」全てに当てはまることだ。

動かない人に限って、正しい動き方があるという固定観念に縛られている。
とにかく動いてみること。
これは書物では得られない経験だ。

読書は大切だ。当たり前だ。

しかし、書物に書いてあることの多くは「過去に結果が出たこと」や「多くの人が認めている共通認識」のようなものがほとんどだ。だから、書き手も「安心して」書いている。だって、結論については「保証付き」なのだから。だから、書物に現れているストーリーは結果からさかのぼって、逆方向からストーリーを組み立てているものが多い。結論が分かってから途中の筋道を整備している。丁度、迷路の正解のように。失敗した線は全て消し去って、正解のルートだけが示される。

騙されてはいけない。

この正解のストーリーだって、最初からこんなにきれいに組み立てられて来たものではないのだ。ボロボロの試行錯誤を繰り返し、みじめな失敗者達の屍の上を渡って来て、何とかたどりついた結論だったりするのだ。だから、教科書や参考書に書いてあることは「綺麗すぎる」。他の書物に書いてあることも「格好良すぎる」。そこにたどり着くまでの、ボロボロやドロドロを跡形もなく消し去って、あたかも最初から結論が分かっていたかのように書かれている。恥ずかしい失敗話はカットされている。

私達が知りたいのは、その失敗の方だ。見たいのは試行錯誤の記録。屍たち。

苦手と向き合う

嫌いなものでも食べる。
少しだけでも良いから食べる。
その食物にしか含まれていない栄養素があるのだ。
それぞれの食物には個性がある。
他の食物には真似できない個性が。

嫌いな人とでも話をする。
少しだけでも良いから話す。
その人にしか語れない話があるのだ。
一人一人には個性がある。
他の人には真似できない個性が。

だから、

「好き嫌い」はとっても損なこと。

ちょっとの我慢、ちょっとの勇気で世界は広がる。

そして、

その経験の厚みは、大人になって効いてくる。
プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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