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進学先の中間報告。

中央中等の入試が終わりましたね。

お疲れ様でした。

齊藤塾塾生で今日までに進学先がきまった人を以下に報告します。

今日までに進学先の決まった塾生。

1.本庄東高校(特進選抜)  1名
2.前橋育英高校(特進選抜S合格) 1名
3.前橋育英高校(特進) 1名
4.農大二高(Ⅱコース発展) 1名
5.高等工科学校 1名
6.共愛学園中学 1名

以上です。
もう、6名も4月からの新しい生活がきまっているんですね。
併願合格者は他にもたくさんいます。

漱石、漢文、英語

今日は農二、明日は育英。

いよいよ受験シーズン到来だ!

頑張れ受験生!

さて、



夏目漱石はちょうど100年前の人だ。

代表作『こころ』は朝日新聞の連載小説だった。

その長編小説の大部分が、「先生からの手紙」という体裁をとっている。
長編の大部分が長い長い手紙で構成されているという不思議な小説。

「先生」の衝撃的な告白へと続くにせよ、なんだかその「手紙」の長さがやたらと気になる。研究者によると、『こころ』の連載への反響があまりに大きく、どうも少し「ひっぱった」ようなのだ。新聞社の意向だったのだろうか。読者の反響が大きい連載小説が続く限り新聞が買ってもらえる。そんなことでストーリーの長さが変わるのか、そもそもストーリー構成を考えてから書き始めていたのではないのか。様々な疑問が浮かび上がる。

日本を代表する作家の、さらにその作品群の中でもトップ人気になろうかという小説の長さがそんなことで決められていたとは。勿論、真実は分からない。あくまでも研究者の説なのだから。

少しでも早く小説の続きを読みたいと、ワクワクしながら朝刊を手にしていた人が沢山いたであろうことは紛れもない事実だ。100年前の日本。まだ、ラジオ放送も始まっていない。勿論テレビも。

当時、新聞小説を読むということはリアルタイムで進行する生まれたてのストーリーに接する刺激的な行為だったに違いない。100年前の日本人は情報の大半を新聞や雑誌で得ていたのだろう。そして娯楽のかなりの部分も活字によって得ていたのかと思う。だから、小説家は憧れの職業。

活字を読むという「自主的な」行為でしか情報を得られないわけだから、自然に読む力は鍛えられたろう。当然だ。人間は好奇心の塊だ。やることがない時でもその好奇心を満たそうとする。

今の私達は読む習慣が衰え、それと並行する形で考える力までもが衰退しているとしたら、これは深刻などという言葉では表現できないほどの問題だ。

そういえば100年前の日本人は、漢文の一節を前提とした会話が普通に成り立ったという。本当なのだろうか。日本人共通の素養として、ベースに論語など知識があり、それを前提にして(解説不要で)話が展開したという。今では信じられないことだが。英語教育が重視されるに従って、漢文教育は急速に衰退していったようだ。

果たして、英語は漢文に変わりうる素養となれているか。

ネジ

錆びついて動かなくなったネジ。

昔の人は知恵がありました。

錆びついた部分にわずかに油を染み込ませ、しばらく置いておく。
そして、少し動かしては様子を見る。

これを繰り返す。
決して無理はしない。ネジの声を聞きながら、少しやってみては様子を見る。

すると、

動かないはずのネジが動くことがあるのです。

知恵とはそういうものなんでしょう。

決して焦らない。
焦らないが諦めることもしない。
淡々としている人は、だから強いのですね。

動かないはずのネジが動いた時の感動は、その人自身のものです。
他人の評価などどうでもよい。

知識は有機的

優秀層もモザイク
県内順位が一桁や二桁の優秀な塾生に対しても、指導することは沢山あります。
通知表が常にオール5の塾生に対しても、教えるべきことは山ほどあります。

私がチェックしてみれば、彼らの知識はモザイク状です。
ところどころに穴ぼこが開いているのです。
意外なところに苦手分野が存在していたりします。

知識は有機的につながってこそ機能します。
穴ぼこを一つ一つ修復することによって、今まで動かなかった歯車が互いに噛み合い、学習が一気に加速してゆきます。

優秀な人が「完璧に見える」のは、「完璧」から距離の遠い視野から見ているからです。
本人の視野から見たら「まだまだ」なのです。
学校の先生にいくら褒められても、本人は決して満足してはいない。

自分自身を一番よく知ってるのは本人ですから。

優秀な生徒が塾に通う理由がここにあります。

時には格調低く・・・

「格調高い文章、名文を沢山読みましょう」

これはよく言われることですね。
名文を音読すると、体全体が喜んでいるのが分かります。

『走れメロス』の短文たたみかけの文章。
音読すると鳥肌が立っている自分に気づきます。

大江健三郎の名文は、一文が長いのにグイグイと入ってくる。
自然に入って来る。

ガツンガツンとどこかにぶつかりながら入っている感じが全くない。


でも・・・・

時には、「格調の低い」文章を読もこともあってよいかと思うのです。

特に、英語。

英語の迷惑メール。
Amazonのレビューの英語、などなど。

勿論、名文ではないし、時々文法的に間違っていたりする。
品がなかったりもする。
しかし、なんだか勢いが感じるられる。
殆ど推敲すらしていない文章だからこその勢い。
「採れたての生の」文章とでも言いましょうか。

市井の人が要件を伝えるために必要があって「使っている」文。

荒っぽい文章をガンガン読んで、読みの「筋肉」をつける、という感じでしょうか。



では、皆様良いお年を。

プロフィール

齊藤塾塾長 齊藤茂

Author:齊藤塾塾長 齊藤茂
渋川高校卒業後、代々木ゼミナール(教務課)に3年半勤務。4年目の9月より浪人生活を送り、翌年4月に群馬大学教育学部に入学。卒業後、藤岡市、前橋市の大手進学塾にて前高、前女、高高、高女進学コース、附属中クラスなどを担当。平成9年に出身地の東吾妻町矢倉にて齊藤塾を開塾。以来トップ校受験生の指導にあたる。

2019年合格実績
前橋高校1名、前橋女子高校1名、高崎高校2名、高崎女子高校2名、群馬高専2名、新潟大歯学部1名、中央中等1名(その他・過年度分は下のホームページからどうぞ)

* お問い合わせは下記問い合わせバナーからどうぞ。
* 齊藤塾ホームページへは下のリンクからどうぞ。

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