子供達は「今」に興味があります。
「過去」の話とはワクワク感レベルが違うから。
教科書や参考書の教材はどんなに優れていてもそれは「過去」の情報。
現在進行形でアクティブに動いている物事には「生命」が宿っています。
子供達はそのことに敏感です。
現在のアクティブな物事から受ける刺激は、過去のそれとは比べ物にならないのでしょう。
大人達はもうそのことを忘れてしまっている。
文字情報では新聞。
私達日本人は日本語の新聞をまずしっかりと読めること。
アクティブな話題の宝庫ですから。
分からない部分が多くてもよい。
まずは、習慣として。
振る舞いとして。
前女、高女を狙っている中2生はこの冬が勝負です。
県内の同級生達が「前女でも狙おうかな」とか「できれば高女に行きたいな」などと呑気な姿勢でいる今。
今こそ、早めのスタートを切るべきです。
何てことはない。
中2の2学期までの学習内容を完璧にするだけのこと。
新しいことは、何一つやる必要なんてありません。
12年連続でトップ校に合格している齊藤塾。
その塾生達を指導し、結果を出して自信をもって今言えること。
前女、高女に合格するには、
中2の今、中学入学以来、今日までに習った学習内容を完璧に仕上げておくだけでよい。
それが、前女、高女合格への最短距離なのです。
足元を固めること。
今の足元をしっかり見て前に進むこと。
特別なことは要らないのです。
当たり前のことを「確実」に。
凡事徹底、でしょうか。
冬期講習に参加するだけで、今までの総復習がシステム的にできるのです。
齊藤塾には入塾基準があります。念のため。
・・・・
今の時代、自主的に勉強できる生徒が少ないからと言って、自主的に勉強している人を褒めてはいけない。
当たり前のことをやっているだけだから。
当たり前のことをやっているのに、褒められてしまったら、その子はキョトンとするだけ。
また、褒められないとやらないようになってしまったとしたら、勿論それは最悪。
勉強だけしていれば褒められる生徒の「甘っちょろさ」が不愉快なのだ。
本人の責任ではないかもしれないが。
甘っちょろいから成果も出ないのだ。
甘っちょろい人は実感が乏しい。
自由に勉強できる幸せ感に包まれた「スッキリした」気持ちよさを、是非とも味わせてやりたいものだ。
生徒が勉強するのは当たり前。
当たり前の勉強を褒めることで、その価値を下げていることに気づいて欲しいものだ。
未来予測は誰にもできない。
逆に過去については誰の目にも明らか。
未来については誰にもわからず、過去については誰にもわかる。
だから、多くの人は結果を見てから、その結果に至るストーリーを語る。何故その結果に至ったかを「語る」。緻密なストーリー。完璧な論理立て。
サッカーの一点。どの選手が起点となって、誰にパスし、その時誰と誰が走り込んで、誰がおとりになって・・・・
結果が出てからは皆が語り出す。
皆、ストーリーが大好き。人間は物語好き。でも、それは過去についての物語。
結果が分かっていることの途中を埋める作業。
人が一番知りたいのは未来予測。ああ、この矛盾。
「過去の歴史に学ぼう」と人は言う。本当に学んでいるんだろうか。過去についてのストーリーから何かを学んでいるのだとすれば、その学習効果はいかなるものなのか。
まだ足りない、まだ足りないと過去から学び続け、知識を増やしているうちにチャンスを逸する。
本当にパワーのある人はいつまでもそんなことをしていない。
そして、自ら動き出す。
自ら「未来を創る」人になる。
吾妻から前高、前女、高高、高女などのトップ校に12年連続で合格者を出している齊藤塾です。
前女、高女を目指す中2生はこの冬から本格始動をすべきですよ。
先取り学習の必要はありません。
しかし、
中2の二学期までの学習で弱点のある人はこの冬が勝負ですよ。
理科では、最近学習した天気、圧力、飽和水蒸気量の計算等々。
化学反応式及びそれの付随する計算問題。
中1の光分野では、作図問題やスクリーン問題。
音の計算問題。さらに、地震分野の計算問題等々。
数学ではなんと言っても、1次関数の応用問題。
動点、面積、ダイヤグラム、等積変形に絡めた問題。
中2の英語は文法重要事項のオンパレードですから、やることは山ほどある。
とにかく、中2生徒はやるべきこと多いですね。
中3になると、中3で新たに習う学習内容と受験勉強(実力テスト対策)、そして部活という多忙な日々な日々が待っています。
「部活の大会が終わってから受験勉強を始めようか」と考えている人は既に負けています。
戦略的に負けている。
受験は戦いです。
競争です。
スタートが遅いと打てる手が限られてきます。
確実に結果を出している塾。
その多くが7月で中3の募集を停止しています。
当然です。
夏休み以降の短期学習だけでは結果の保証ができないからです。
経験豊富な塾長は、結果を出すことの難しさを熟知しているのです。
受験勉強は計画的に進めなければなりません。
計画で最も重要なことは何か。
それは「復習のシステム化」です。
定期的に何度も復習を取り入れている塾。
これが信頼できる塾です。
「3か月前にやったあの分野、覚えているかな。そろそろ復習しておこうか」
などと呑気なことを言っていたら勝てませんよ。
システム的に復習を取り入れてゆく。
何度も何度も。
これ、自分一人でできますか。
中3になってから、復習のシステムを自分一人でできますか。
中3内容もある、実力テスト対策もある、部活もある、学校行事もある。
3か月前にやった分野の復習なんて後回しになりますよね。
塾の良い所は復習のシステム化を塾が担ってくれること。
塾生は目の前の学習に集中さえしていればよいのです。
(それだって大変ですが。)
塾の良さはここです。
高校生ならいざ知らず、中学生でシステム的に復習できる人は稀です。
齊藤塾では12年連続で前高、前女、高高、高女のトップ校に合格者を出しています。
詳細はブログ右の一覧、またはホームページをご覧ください。
実力テストでどの位の得点を維持していれば合格が見えるか。
偏差値ではどのあたりが目安か。
そんなアドバイスができます。
公立高校入試の制度に変更がありました。
心配はいりません。
実力テストで結果を出している生徒は全く心配ありません。
実力テストで合格ラインに達していた人で不合格だった塾生は(齊藤塾では)一人もいません。
だから、合格が「読める」のです。
都市部の中3女子。
上位生の大半が前女、高女を目指しています。
学校によっては上位半分の生徒が目指しています。(信じられないでしょうが)
前女、高女を目指す中2生。
スタートで出遅れないようにしましょうね。
図形の証明問題では、一本の補助線を引くことで、図形の見え方が全く変わることがある。補助線にはお決まりのものもあるが、多くはひらめきによるものだろう。ひらめきは、試行錯誤を繰り返せる人だけに身についてくるものだ。沢山の経験を積んだ人ほど、良いひらめきがやってくる。沢山の失敗をした人ほど、良い補助線が引ける。
「経験ってどうやったら積めるのですか」
とか、
「失敗を沢山するにはどうしたらよいのですが」
などと聞いてくる人は、全てのことに正しい道がある、という固定観念にとらわれている人だろう。
とにかくやってみる。それだけだ。
一つ動いてみる。それだけで「見え方」が全く変わってくる問題は沢山ある。
数学の問題に限らない。様々な「問題と呼べるもの」全てに当てはまることだ。
動かない人に限って、正しい動き方があるという固定観念に縛られている。
とにかく動いてみること。
これは書物では得られない経験だ。
読書は大切だ。当たり前だ。
しかし、書物に書いてあることの多くは「過去に結果が出たこと」や「多くの人が認めている共通認識」のようなものがほとんどだ。だから、書き手も「安心して」書いている。だって、結論については「保証付き」なのだから。だから、書物に現れているストーリーは結果からさかのぼって、逆方向からストーリーを組み立てているものが多い。結論が分かってから途中の筋道を整備している。丁度、迷路の正解のように。失敗した線は全て消し去って、正解のルートだけが示される。
騙されてはいけない。
この正解のストーリーだって、最初からこんなにきれいに組み立てられて来たものではないのだ。ボロボロの試行錯誤を繰り返し、みじめな失敗者達の屍の上を渡って来て、何とかたどりついた結論だったりするのだ。だから、教科書や参考書に書いてあることは「綺麗すぎる」。他の書物に書いてあることも「格好良すぎる」。そこにたどり着くまでの、ボロボロやドロドロを跡形もなく消し去って、あたかも最初から結論が分かっていたかのように書かれている。恥ずかしい失敗話はカットされている。
私達が知りたいのは、その失敗の方だ。見たいのは試行錯誤の記録。屍たち。
でも、それらはほとんど見せてはもらえない。
作家が自らの小説の推敲跡などを見せてくれることはまれだ。
しかたない。
だから、
自分の足で動くこと。
自分の手を使って補助線を引いてみること。
まずは一歩踏み出してみること。
「だって」と言う前に黙って歩を進めてみること。
ワクワクする世界がちらりと見えるかもしれない。全く違った視野が訪れるかもしれない。
動け!
小さな小さな一歩で良いから。
動くのは今この瞬間からだ。
明日からではない。
だって「小さな」一歩でよいのですよ。